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共通テストで6割取るためのリアルな勉強時間を図解!習慣化のコツも

ステコ
ねえ塾長、共通テストで6割って、やっぱり毎日10時間くらい勉強しないとダメですか?
野口塾長
10時間やる受験生もいるけど、それは東大とか医学部を狙う人の世界だね。ステコはそこまでしなくても大丈夫。
ステコ
よかった…!じゃあ私は毎日30分でいいですか?
野口塾長
急に少なっ!それじゃ6割どころか赤点コースだよ(笑)
ステコ
うへぇー、じゃあ実際はどのくらい必要なんですか?
野口塾長
よしじゃあ今回はその勉強時間を教えよう。

【今回の真実】

共通テスト6割に必要なのは、毎日ちょっとした時間の積み重ね。
部活期は平日1.5時間、引退後は3時間以上。
内容がちゃんとしていれば、この切り替えで確実に届くラインなんだ。

①まずは知っておこう!共通テスト「6割」のリアルな位置づけ

そもそも「共通テストで6割」と聞くと、どんな印象を持ちますか?

実は、6割は全受験生の平均点より少し上くらいの点数です。

つまり、特別な才能やものすごい努力をしなくても、きちんと準備すれば誰でも手が届く現実的なラインなんです。

この6割というラインを確保できると、中堅国公立大学や多くの私立大学が合格圏内に入ってきます。
逆に、ここが取れないと受験できる大学の選択肢がぐっと狭まってしまうのも事実。

だからこそ「どうすれば6割に届くのか?」を知っておくことが、とても大切なのです。

 

②結論:共通テスト6割は、この勉強時間で狙える!

今まで数百人の高校生を見てきた経験から、必要な勉強時間をここに示します!

時期 状況 平日 土日休日
高2後半~高3夏 部活と両立 1.5時間 4時間
高3の夏以降 部活引退後 3時間 5.5時間

実際の生活だとどうなる?
参考例として円グラフにしてみました。

 

高2後半~高3夏まで(部活と両立期)

【平日の勉強時間 モデルケース】

【土日休日の勉強時間 モデルケース】

 

高3夏以降(部活引退後)

【平日の勉強時間 モデルケース】
【土日休日の勉強時間 モデルケース】
野口塾長
どう?意外と自由時間も取れるでしょ。
ステコ
たしかにこれなら続けられそう!無駄な時間はなくして、勉強やるときはやる!休憩するときは休憩する!ってメリハリつけるのがコツだね!

 

③なぜこの時間でOK?合格のカギは「基礎の徹底」

なぜ、1日10時間のような猛勉強をしなくても、この時間で6割に届くのでしょうか?

それは、共通テストの6割が「取れる問題を確実に取る」ことで達成できるからです。

難しい応用問題を解ける力は、7割、8割を目指すときには必要ですが、6割の段階では不要です。
今回設定した勉強時間は、まさにこの「全科目の基礎固め」をやり遂げるために、必要かつ十分な時間なのです。

ただし『正しい勉強法を実行できていること』が前提です。
とても効率が悪かったり、点数に結びつかない勉強法をやっちゃってる!(汗
という場合は6割に到達できないリスクがあります。

もし勉強法にお悩みだったら、ステラオンライン塾が強力な味方になります!
オリジナル『勉強法チェックシート』と『学習記録表』で本当に効果のある勉強法をマスターしましょう♪
勉強はちょっとしたコツで大きく結果が変わります✨

 

 

④計画倒れを防ぐ!勉強時間を確実に確保する3つのコツ

そうはいっても、決意した勉強時間を「毎日こなす」のは簡単ではありません。
スマホ、ゲーム、友達からのLINE…。
そんな誘惑の中で計画をやり遂げるためのコツを紹介します。

コツ1:誘惑は物理的に遠ざける

スマホは別の部屋に置いたり、アプリに時間制限をかけたりして、意志の力に頼らない仕組みを作りましょう。

コツ2:勉強する時間を固定する

「夜8時からは勉強」のように、毎日同じリズムで机に向かうことで、勉強をスムーズに習慣化できます。

コツ3:週単位で考えるリカバリー術

勉強はマラソンのようなもの。
完璧にできなかった日があっても、次の日に少し長めに勉強して帳尻を合わせればOKです。
逆に調子が良い日に多めにやって「勉強の貯金」をしておくのも賢いやり方です。

 
大切なのは「完璧にできなくても、続けること」。
一日休んでも、また次の日に走り出せばいいんです。

 

⑤【科目別】限られた時間で6割を取るための勉強法

英語

6割の目標なら、まずは単語・文法が最優先。
ただし、ただ暗記するだけでなく、教科書の本文や簡単な長文の中で「あ、この単語が出てきたな」「ここは不定詞の名詞的用法だな」と、覚えた知識が実際にどう使われているかを確認しながら読む練習をしましょう。
これが読解力と思考力の第一歩です。

数学

使うのは教科書と、チャート式のような網羅系参考書の「基本例題」で十分。
大事なのは、解答を見て「わかったつもり」で終わらないこと。
「なぜこの公式を使うのか?」「なぜこの一行目の式を立てたのか?」を、誰かに説明できるレベルまで考え、理解することが思考力を鍛えます。

国語

現代文は、正解の選択肢を選ぶだけでなく、他の選択肢が「なぜ間違いなのか」の根拠を本文中から探し出す訓練を徹底してください。
古文・漢文は、単語と句法を覚えるのは大前提。
その上で、主語が誰なのかを常に意識し、文章の構造を掴みながら読む練習をしましょう。

理科系・社会系

これらの科目は、まさに「なぜ?」を考える訓練に最適です。
一問一答集を使うなとは言いませんが、それと必ず教科書や資料集の図・グラフ・史料をセットで見てください。
「なぜこの地域ではこの作物が育つのか?(地理)」「なぜこの事件が起こったのか?(歴史)」と、用語の裏にある背景や因果関係を理解することが、資料読解問題への一番の対策になります。

 

⑥E判定から掴んだ逆転合格ストーリー

私が以前指導していた、高3の女子生徒(ソフトボール部)の話です。

彼女は5月の時点で、志望校の判定はE。
部活が忙しく、家に帰るとクタクタで、平日の勉強時間は平均30分、ゼロの日も珍しくありませんでした。

でも、志望校に合格するには、どうしても共通テストで6割が必要でした。

そこでまず、彼女と一緒に共通テストの過去問を開いてみることに。
初めて過去問を見た彼女は「思った以上に大変そう…」と圧倒されていました。

そこから「6割に届くには、どの科目のどの大問を押さえるべきか」を一緒に分析し、目標達成までの具体的な学習計画を立てました。

最初は決めた時間をこなすのも大変そうでしたが、「やればできる」という小さな成功体験を積み重ねるうちに、勉強は少しずつ習慣に。
気づけば「今日は勉強をやらないと気持ち悪い」とまで言うようになっていました。

結果、彼女は秋以降の模試でC~B判定を安定して取れるようになり、最終的に志望校に見事合格。
「6割」という目標を自分事として捉え、毎日の勉強時間に落とし込んだことが、彼女の意識を大きく変えるきっかけになったのです。

 

まとめ:6割は、今日の「一歩」から現実になる

共通テストで6割を取ることは、決して夢物語ではありません。
部活と両立する時期は1日1.5時間~、引退後は1日3時間以上。
この切り替えを守り、毎日コツコツ努力を続ければ、十分に到達できるラインです。

一番の近道は、つまらなく感じるかもしれない「毎日の継続」。
もし一人で不安だったら、気軽にお問い合わせください!
どんな生徒さんでも丁寧に親身に指導します。