
引退して時間が増えるから?
いえいえ、実はそれ以上にもっと大きな理由があるんです。
「科学的に」と言っても、そんなに難しい話ではありません。
ちょっとした脳みそのお話です。
では、いってみましょう!
①「やる気」をつかさどる脳の領域
「勉強、面倒くさいな…」
「このままテレビ見ていたいな…」
けど、やらなきゃだもんな~!
よいしょっと、重い腰を上げて、机に向かい、勉強をスタートさせる。
この矢印の部分で脳のやる気をつかさどっているのは、【前頭前皮質】と呼ばれる部分なんですね。
我々の頭の前のほうにある、前頭前野の一部です。
(画像出典:http://kaimin.runfas10.click/2017/01/29/1-5/)
この前頭前皮質は、我々が誘惑に流されそうになったり、面倒なことから逃げそうになった時に、ブレーキをかけてくれる部分なのです。
つまり、理性的に考えて、必要な行動を起こさせてくれる部分なんですね!
とても大事な部分です。
ここがなければ、我々は動物と同じになってしまいます。
(別に動物が悪いわけではありませんよ…。)
ちなみにここは、筋肉とよく似た性質をもっています。
鍛えれば強くなるし、使わなければ弱いまま、ということですね。
ここを鍛える方法は何でもよいのです。
「やりたくない… けど、やらなきゃ!!頑張る!!
これを何度も繰り返しているうちに、少しずつ鍛えられていくのです。
負荷が大きければ、そのほうがより鍛えられます。
そして、部活をやっていた多くの生徒さんは、ここが抜群に鍛えられているんですね!
もちろん部活の内容にもよりますが、特に運動部で活躍していた生徒さんたちは日々ここの前頭前皮質を鍛えてきたわけです。
暑い…
寒い…
苦しい…
緊張する…
それでも戦い、成功した時の自分を思い描き、仲間とともに乗り越え、青春を駆け抜けてきたのでしょう。
ただ普通に過ごしていたのでは、なかなかできない経験です。
それだけ多くの試練を乗り越えてきたのです。
前頭前皮質を鍛えられないわけがないんですね。
②文武両道のその先に
ということで、前頭前皮質が鍛えられた子たちが部活を引退し、受験勉強一本になった瞬間。
そのパワーを勉強へと向けていくわけです。
もちろん、部活がなくなって時間が増えることも理由の1つかもしれませんが、それだけではなかったのですね。
ただし当たり前のことですが、いくら前頭前皮質が鍛えられたからといって、勉強をやらなければ成績は伸びません(笑)。
あくまで、勉強にフル活用した場合に爆発的な成長を遂げる可能性を秘めている、ということです。
ちなみに、部活で鍛えた前頭前皮質は、勉強以外のことに活かせることもあります。
受験が終わってからも、たくさんの人々との人間関係で、逃げてしまいそうな瞬間にグッと踏みとどまって頑張る勇気になったり。
社会人になってから仕事の中で光るかもしれませんね。
学校の先生がよく「文武両道で頑張りなよ」と言ったりしますが、そういうことだったのです。
ビジネスとして、プロスポーツを引退した人たちや、惜しくも道半ばでプロまで至らなかった選手などを取り込み、各業界へ人材派遣を行っている企業もありますが、理にかなっているのかもしれません。
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②文武両道のその先に