2019年10月 高崎教室OPEN!詳細
【〜前回の内容〜】
①100点を取るのに大事な心構えとは?
②最高に効率的な勉強法はコレだ!
③いかにしてケアレスミスをなくすか
パート1はこちら↓
【今回の内容!】
④科目別対策ガイド
⑤それでも100点到達できない人へ〜最後の壁は自分自身!?メンタルブロックを解除せよ!〜
⑥まとめ
④科目別対策ガイド
じゃあここからは、科目ごとの勉強法を見ていこう!
すでにみんなが90〜95点くらい取れている想定で説明するので、「提出課題は期限を守ってちゃんとやりましょう」みたいな基本的なことは言いません(笑)。
残りの点数を埋めて、100点に届くためのポイントだけ話します!
国語
『教科書ガイド』に目を通しておこう!
特に説明文や物語文が試験範囲に入っているときは、論理の構造や登場人物の心情など重要なポイントをまとめてくれているので、すごく効きます。
品詞や活用とかの文法問題って定期的にテストで出てくるけど、これは時々教科書やワークに載っている以外の問題が出ることがあります。
だから、薄いテキストでいいので市販の問題集にも取り組んでおこう!
漢字については範囲ごとの新出漢字を覚えるのも大事だけど、いっそ漢検で底力を鍛えておいたほうが安定するね。
熟語系の問題は、教科書以外から出てくることもあるから。
準2級を目指してみよう!
数学
課題のワークだけだと“100点防止問題”的な応用問題が解けないから、市販の問題集にも取り組んでおこう!
学校の課題ワークって、A問題(基礎)・B問題(実践)・チャレンジ問題(応用)みたいにレベル別で問題が構成されていることが多いと思うけど、
そのB問題〜チャレンジ問題くらいの問題がたくさん載ってる問題集がおすすめ!
簡単すぎても応用力がつかないし、「難関私立対策」みたいな難しすぎてもテストに出ないから注意しよう。
あと数学は一番ケアレスミスに気をつけなきゃいけない科目だから、まだ読んでいない人はパート1の「いかにしてケアレスミスをなくすか」のほうも見てね!
英語
リスニングがテストに出る学校は、教科書のCDを書店で買って毎日聞こう!
本文の暗記にも役立つし、耳も慣らせて一石二鳥。
また、教科書以外から出る問題に対しては、英検の勉強で応用力を鍛えるのがオススメ!
1年生→4級
2年生→3級
3年生→準2級
のペースで合格できるとベストだね。
教科書については、LESSON○という部分だけじゃなく、買い物や道案内などシーン別会話の部分まで本文と日本語訳を丸暗記しよう。
理科
よほど変わった出題をする先生じゃなければ、市販の問題集はなくて大丈夫。
教科書の端っこや資料集に載っているもので、重要そうな所はコピーして修正テープで消した上から赤orオレンジで書き直して、赤シートで勉強するスタイルがいいと思うよ。
(もちろん課題ワークは完璧にした上で。)
社会
地理分野は応用問題を作りやすいので、ちょっと大変。
農産物や資源分布、山脈や高原など、授業で扱ったものは何も見ずに地図ごと書けるようにしておこう。
(地図の形はざっくりでOK。)
「まとめノート」を作って何度も見返すという方法もけっこう使えるね。
歴史は、前後のつながりがうまく理解できない時は予習として歴史漫画を読むといいね!
(予習の大切さは、パート1で解説しました)
公民は課題ワークと授業ノート・プリントの暗記で大丈夫。
⑤それでも100点到達できない人へ〜最後の壁は自分自身!?メンタルブロックを解除せよ!〜
具体的な行動としては、ここまで書いてきたことを実践してくれれば100点取れるはず!
それでも、100点に届かない人は…
『メンタルブロック』がかかってしまっているせいかも!
メンタルブロックとは、精神的な壁…
自分で自分にブレーキをかけてしまっている状態のことだね。
なんでそんなブレーキをかけてしまうんだろう。
その理由は、人間の本質とか本能的なところにあると考えられているよ。
人間には、“生存本能”があるね。
自分の今いる環境だとか、生命を維持しようっていう本能のことだ。
どうやったら生命を維持できるだろう?
その方法を、人間の脳は「現状維持すること」だと思っているらしい。
今、その環境・その自分の状態で生きているわけだから、それが続けば変わらず生き続けられるっていう単純な考え方だね。
だから、脳はすごく「環境や自分が変化すること」を嫌う。
新学年になってクラスが変わったり、高校生になったり、大学を卒業して社会人になったり。
4月のストレスがMAXになって精神的に不安定になるのを5月病って言ったりするけど、あれは環境の変化によるものだね。
頑張ってダイエットしても、リバウンドしてしまう。
これは、自分が変化することを脳が嫌って、元に戻そうとする働きのせいだ。
さてこれが勉強になったらどうだろう??
例えば、A君はいつも数学で80点くらいを取っていたとしよう。
とあるテストで70点を取ってしまったら、どんな風に思うかな?
「ヤバい、次は頑張って上げないと!」って思うよね。
自分=数学80点っていう“自己イメージ”があるから、そこから離れてしまうと元に戻そうとする心理(=ある種の生存本能)が働く。
じゃあ90点を取ったらどうかな?
今度は、自分=数学80点っていう自己イメージに引っ張られて、元に戻そうとする力が働いて…
次のテストでは、80点に戻ってしまうんだ。
何が言いたいかっていうと、
もしあなたが過去の自分…すなわち90点とか95点だった時の自己イメージに引っ張られすぎていると、脳はそのレベルが「自分にとって居心地のいい状態」だと認識していて、そこから変化を望まなくなってしまうんだ。
当然、80点とかに落ちそうになると「このままじゃダメだ!」と思ってもっと頑張る。
けど逆に、100点まで行けそうだと感じても、無意識に「今までの自分と違う」と思って伸ばすのをやめてしまう。
過去の自己イメージにどれくらい引っ張られるか?っていうのは人によって差があるけど、もしこれが強すぎると、100点への到達が阻害されてしまうね。
自分で自分に壁を作ってしまっているんだ。
じゃあ壁を壊すにはどうしたらいいかな?
答えは、『自己イメージを100点にしてしまえばいい!』ってこと!
もちろんまだ実際には100点は取れていないんだけど、「自分は100点を取っている人なんだ!」って脳に刷り込む。
思い込みとか、暗示とも言えるかもしれない。
ではその方法をいくつか紹介します!
騙されたと思ってやってみてね笑
100点の答案用紙を渡された時のことを鮮明にイメージする
待ちに待ったテスト返却日。
出席番号順に答案用紙が返されていきます。
ついにあなたの名前が呼ばれました。
席を立ち、しっかりした足取りで先生の前まで歩いていく。
「おめでとう!よくやったね!!」と先生に言われて、答案用紙を受け取る。
自分の手の中には、一点の曇りもなく丸のみが付けられた、100点の答案がある!
自分で笑みがこぼれるのを感じる。
席に戻る途中、みんなが賞賛や驚きの眼差しでこちらを見てくる。
隣の席の人が、「え、見せて見せて!?うわー100点!!すごっ!!」と声をかけてくる…
とまぁ、好きに妄想していいんだけど笑、
とにかく可能な限り鮮明にイメージをしてみよう!
そしてそのイメージを、暇があれば何度でも思い返す!
そうすることで、徐々に100点の自己イメージが脳に刷り込まれていきます。
100点の答案を家に持って帰った時のイメージをする
今度は家に帰った時のイメージだね!
父母や兄弟姉妹、みんなどんな表情をしているかな?
あなたにどんな声をかけるかな?
間違っても怒る人はいないだろうから、好きに想像しよう笑
過去の答案用紙を100点に書き換えて、部屋に飾る
今までのテストの答案は取ってあるかな?(受験勉強に使えるかもしれないから、取っておいたほうがいいよ。余談だけど。)
何点のテストでもいいから、5教科引っ張り出して、全部丸に書き換えて点数も100!!にしちゃって、いつも見えるところに貼っておこう!
これなら手っ取り早く100点の自己イメージを脳に刷り込めるね。
⑥まとめ
以上、あこがれの100点を現実にするための方法を、ぜんぶ解説してきました!
一筋縄ではいかないけど、ここまでしっかり読んでくれたあなたならきっと達成できるでしょう。
100点を取るということは、ただ通知表が良くなるとか内申点が上がるとかだけじゃなくて、一生の自信につながります。
頑張ってください!