新しい学年が始まってしばらく経ちますが、皆さん勉強のペースはつかめていますか?
受験間際に逆転することも不可能ではありませんが、日ごろから積み重ねているのが一番強いですよね!
1学期の中間テストで素晴らしい結果を出してくれた生徒さんを一人紹介します。
宮入個別指導塾で主に理系科目の授業を受けている育英高校の生徒さん。
なんと物理38点UP、化学24点UP!!
素晴らしいです!
もちろん生徒本人の頑張りが一番大きいですが、講師陣や塾運営側も日々成績UPノウハウを磨いております。
今回は、指導を担当している群大医学部のよしたか先生にインタビューしました。
Q1.どんな性格の生徒さんですか?
素直で、勉強に前向きな生徒です。
こちらが提示した勉強の方法をきちんと実践してくれます。
向上心も高いです。
Q2.生徒さんはどんな夢・目標を持っていますか?
将来の夢は医師です。
そのために、医学部合格を目指しています。
Q3.今まで伸び悩んでいた原因は何でしたか?
一度やったことはテストで解けると、無意識ながら思い込んでいました。
そのため、本当は解けたのに、と自分では思っているが、テストで解けない問題が多発してました。
また、計算ミスに対する意識が低かったことも挙げられます。
Q4.[Q3]をどのように克服しましたか?
宮入塾で活用されている、勉強法チェックシートのスコアを上げることを第一に考えてもらいました。
また、幅広い範囲を学習すること(量)よりも、一度やった範囲を完璧にすること(質)を心がけてもらいました。
そのために、先週の授業で扱った問題を少し改変した問題を、授業の最初に提示しました。
先週行ったことが完璧にできていれば、スラスラ解けるはずです。
しかし、一度やったことを完璧にするという意識が身についていなかった頃は、なかなか解けないことが多かったです。
また、時間を制限して問題に取り組んでもらうことで、テストに近い環境を再現し、時間負荷がいかに計算ミスの原因になるかということを体感してもらいました。
そして、計算ミスは、単なる実力不足であるという意識を持ってもらいました。
Q5.どんなことに気を付けて指導していましたか?(工夫など)
授業では、単なる問題の解説よりも、勉強の仕方を教えることを心がけていました。
私が生徒さんに関われるのは、1週間(168時間)のうちのほんの2時間にすぎません。
そのため、私がいない時でも、自力で成績を上げられるような指導を意識していました。
Q6.どんな課題を出していましたか?
授業で扱った問題を完璧にしてくるという課題は必ず出していました。
また、授業で扱っていない教科に関しても、教材のページ数を指定して、勉強のペースを作ることを目的に課題を出していました。
課題チェックは、単にやったかどうかを見るのではなく、課題を完璧にしたのなら解けるはずの問題を出すという形式で行いました。
Q7.モチベーション・精神面のサポートとしてどんな声掛けをしていましたか?
医学部志望なので、医学生の生活や、取り組んだ問題にちなんだ医学の知識などを、雑談感覚で話していました。
また、長期的な目標(医学部合格)に対する短期的な目標(次の模試での偏差値など)を建て、モチベーションが持続できるように心がけました。
Q8.今回の点数UPの秘訣を簡潔に言うと?
生徒さんが、私の提案を素直に実践してくれたことが最も大きい要因だと思います。
それに加えて、生徒さん自身の努力が、今回の結果につながったと思います。
よしたか先生ありがとうございました!
やはり「わかったつもりにならないこと」「反復すること」が非常に重要ですね。
ぜひ皆さんも参考にしてみて下さい。