どうも、教務の野口です!
「漢文ってどうやって勉強すればいいの?」
「古文も苦手なのに、漢文まで手が回らない!」
こんな悩みを抱えている高校生、多いんじゃないでしょうか。
でも実は、漢文は国語の中で最も短期間で得点源にできる科目なんです!
今回は、漢文を効率的にマスターする勉強法を、基礎から実践まで徹底解説していきます。
①なぜ漢文は「簡単」なのか?3つの理由
②漢文勉強法の基本5ステップ
③定期テスト対策 vs 受験対策の違い
④いつから始める?どれくらいで成果が出る?
⑤漢文を得意科目にするメリット
⑥まとめ:漢文は「やればできる」科目!
①なぜ漢文は「簡単」なのか?3つの理由
まず最初に、漢文が他の科目と比べてなぜ取り組みやすいのか、お話ししましょう。
理由1:文章量が圧倒的に少ない
共通テストを例に挙げると、古文が1000字を超える長文なのに対し、漢文はわずか200字程度です。
読む量が少ないということは、それだけ負担が軽いということ。
短い文章の中から必要な情報を取り出せばいいので、集中力も続きやすいんですね。
理由2:暗記すべき項目が限られている
英単語は何千語も覚える必要がありますが、漢文で覚えるべき句形は基本的なもので10種類、応用を含めても15種類程度です。
しかも、私たちが普段使っている漢字がベースになっているので、意味を推測しやすいんです。
例えば「謝」という字。
「感謝」から「ありがたいと思う」、「謝罪」から「あやまる」という意味が連想できますよね。
このように、現代語の知識を活用できるのが漢文の大きなメリットです。
(もちろん意味が違うものは別途覚えましょう!笑)
理由3:パターンが決まっている
漢文には、頻出のテーマや構成パターンがあります。
「諫言(かんげん)」といって、臣下が君主の過ちを諫める話とか、具体例→主張という流れとか。
何題か解いていくうちに、「あ、このパターンね」と展開が読めるようになってきます。
②漢文勉強法の基本5ステップ
それでは、具体的な勉強の進め方を見ていきましょう!
Step1:書き下しの基本ルールを理解する
まず最初に押さえるべきは、書き下しの基本ルールです。
書き下しとは、漢文を日本語として読めるように、漢字かな交じりで書き直すこと。
これができないと、そもそも漢文が読めません。
教科書や参考書の例文を使って、まずは基本的な返り点の読み方をマスターしましょう。
最初は時間がかかりますが、慣れれば自然と読めるようになります。
Step2:重要漢字の読みと意味を覚える
次に、頻出漢字の読みと意味を押さえていきます。
ここでのコツは、現代語の熟語から連想すること!
「謝」→「謝絶」から「ことわる」、「代謝」から「おとろえる」
「去」→「過去」から「さる(過ぎ去る)」
このように、知っている熟語と結びつけると記憶に定着しやすくなります。
参考書の重要語リストを活用して、1日10個ずつでもコツコツ覚えていきましょう。
スマホのメモ帳に入れておいて、通学時間に見返すのもオススメです。
Step3:句形を徹底的にマスターする
漢文学習の最重要ポイントが、この句形の習得です!
必ず覚えるべき基本句形:
再読文字(「未」「将」など)
使役(「使〜」「令〜」など)
受身(「見〜」「為〜所〜」など)
疑問・反語(「何〜乎」など)
否定(「不」「無」など)
さらに高得点を狙うなら:
比較(「不如〜」など)
限定・累加
抑揚
詠嘆
句形の勉強で大切なのは、読み方・訳し方・見分け方の3点セット。
単に訳を暗記するだけでなく、「なぜこの句形だと分かるのか」まで理解しましょう。
おすすめの勉強法は、句形カードを作ること。
表に句形、裏に読み方と訳し方を書いて、スキマ時間に繰り返し確認します。
これを繰り返せば、かなり定着しますよ!
Step4:音読で体に染み込ませる
意外と軽視されがちですが、音読は超重要です!
書き下し文を声に出して読むことで、
■漢文特有のリズムに慣れる
■句形の使われ方が自然に身につく
■暗記した知識が定着する
などの効果があります!
最初は教科書の文章で構いません。
1日1題、5分でいいので音読する習慣をつけましょう。
慣れてきたら、白文(返り点なし)を見ながら頭の中で書き下して音読するのもGoodです。
これができるようになれば、共通テストの白文問題も怖くありません。
Step5:演習を繰り返す
最後は、実戦演習です!
句形を覚えただけでは、実際の問題は解けません。
なぜなら、文章の中でどう使われているかを見抜く力が必要だからです。
間違えた問題は「なぜ間違えたか」を分析
現代語訳を必ず確認
同じ問題を3日後、1週間後にもう一度解く
特に間違えた問題の復習が命です。
「あ、この句形見落としてた」「この漢字の意味を勘違いしてた」といった気づきが、確実に実力アップにつながります。
③定期テスト対策 vs 受験対策の違い
ここで、定期テストと受験では何が違うのか整理しておきましょう。
定期テスト対策
定期テストは範囲が決まっているので、以下を徹底すればOK:
教科書本文の現代語訳を完璧に
脚注やフリガナがついている漢字は全て暗記
範囲内の句形を確実にマスター
授業ノートの重要ポイントを復習
漢詩なら押韻・対句もチェック
書き下し文の音読を毎日やれば、定期テストで高得点は間違いなしです!
受験対策(共通テスト・二次試験)
受験では初見の文章が出るので、応用力が必要です:
句形は応用レベルまで完璧に
白文でも瞬時に書き下せる訓練
文脈から意味を推測する力
時間内に解き切る速読力
頻出テーマの背景知識
特に共通テストでは時間との戦いになるので、過去問や模試で時間配分の練習をしておきましょう。
④いつから始める?どれくらいで成果が出る?
「漢文っていつから勉強すればいいの?」
これもよく聞かれる質問です。
高2後半:読解演習で実力養成
高3前半:共通テスト・志望校の過去問演習
高3後半:弱点補強と総仕上げ
ただし、漢文は気合いがあれば、短期集中でも比較的間に合う科目です。
実際、受験生でも3ヶ月程度の集中学習で共通テスト8割レベルに到達できます。
目安としては、
■基礎固め:1〜2ヶ月(1日30分×週4回)
■実力養成:1〜2ヶ月(1日45分×週5回)
■過去問演習:1ヶ月(週末に集中)
他の科目に比べて短時間で結果が出やすいので、早めに得点源にしてしまうのが賢い戦略です。
⑤漢文を得意科目にするメリット
最後に、漢文を得意科目にするメリットをお伝えします。
①コスパが最高
現代文や英語と違って、少ない勉強時間で確実に点が取れるのが漢文の魅力。
共通テストの国語200点のうち50点分(1/4)を、効率よく稼げるんです。
②安定して得点できる
句形と重要語さえ押さえれば、本番で大崩れすることがほぼないのも大きなメリット。
現代文のように「相性が悪い文章」で点数が乱高下することも少ないです。
③古文の理解も深まる
実は漢文と古文は密接に関係しています。
漢文の知識があると、古文で引用される漢詩の意味が分かったり、漢語由来の言葉の理解が深まったりします。
④日本文化への理解が深まる
漢文は、日本の文化・思想・言語形成に大きな影響を与えてきました。
漢文を学ぶことで、日本の歴史や文化をより深く理解できるようになります。
単なる受験科目ではなく、教養としても価値があるんですね。
⑥まとめ:漢文は「やればできる」科目!
ここまで長々と書いてきましたが、要点をまとめると
✅ 句形マスターが最重要
✅ 音読と繰り返しで定着させる
✅ 1冊を3周する
✅ 早めに仕上げて他科目に時間を回す
「漢文は苦手…」と思っている人も多いと思いますが、実は正しい方法で勉強すれば誰でもできるようになる科目です。
逆に言えば、やり方を間違えると時間をかけても伸びません。
今回紹介した5ステップを、ぜひ実践してみてください!
もし「一人じゃ不安…」「もっと効率的に勉強したい」という方は、当塾でもサポートしていますので、お気軽にご相談ください♪
どんな生徒さんでも丁寧に指導します!







送り仮名の付け方
語順の入れ替え方