お陰さまでどんどん生徒さんが増えております、宮入個別指導塾でございます。
群馬県内の生徒さんなら直接通っていただき、指導を通して成績を上げることができます。
しかし県外の生徒さんに対してはなかなかそうはいきません。
ということで、今回は全国にお住まいの中学生の皆さんに向けて!
「塾なしでも合格できるハイクオリティな市販問題集」をご紹介します!
あくまでご自身で計画を立てて、モチベーション高く進めてもらうことが前提とはなりますが
これからご紹介する問題集を揃えていただければ公立高校は合格できます!
では科目別にいってみましょう!
①国語
読解(説明文、物語文)
『中学総合的研究問題集 国語読解』
この問題集が優れているのは、とにかく解説が丁寧なところ!
読解の練習をする時に大切なのは、間違えた時に「答えの根拠が本文のどこにあったのか」を確認することです。
説明文にしろ小説文にしろ、答えは必ず本文中にありますから。
でも、多くの問題集は解説をザックリしか書いてくれません。
それでは、答えがどこにあったのか分からずじまいになってしまいます。
対して、この『中学総合的研究問題集』は「答えがどこにあったのか」を明確に示してくれます!
実力を上げるのに最適な問題集ですね。
古典
『高校入試 とってもすっきり古文漢文』
薄すぎず、厚すぎずほどよい問題量です。
古文は助動詞の意味や見分け方、現代仮名遣い、動作主の判別など、テーマごとにステップアップで練習できるようになっています。
漢文は返り点の基本を確認してから、読解を練習できるようになっています。
以前習ったことを少し忘れてしまっている人でも受験勉強に取り組めますね!
②数学
短期完成系(基礎固め)
『中学3年分をたった7日で総復習』
これからご説明する理科・社会もそうですが、偏差値UPの最短ルートは、まず薄くて基礎を網羅的に練習できるテキストを完璧にすることです。
それに最適なのがこちらの問題集です!
数と式①、数と式②、方程式、関数、図形①、図形②、確率統計で7項目になっています。
1日1つ進めることで7日で終わるというコンセプトですね。
これを1周ではなく、反射的に解けるまで数回繰り返します。
偏差値60を超える生徒さんでも意外と解けない問題がチラホラあったりするので、抜け漏れがなくなるまで徹底的に反復しましょう。
演習量確保(応用含む)
『高校入試 解き方が身に付く問題集』
上記の『7日間層復習』ができたら、こちらの問題集に進みましょう。
この問題集のすごいところは、問題が整理されていてわかりやすい所です。
一般的な問題集は「2次関数」「確率」「相似」など単元で分かれているだけです。
でもこちらは「関数を利用し水の量を求める問題」「関数を利用し速さを求める問題」「カードを取り出す確率」「少なくともを求める確率」「長さや比を求める問題」など、さらに細かいカテゴリーに分けてくれています。
これなら、入試で頻出のパターンを整理して覚えることができますね!
③英語
単語帳
『ハイパー英語教室 中学英単語1600』
数ある単語帳、迷うのはもうおしまい!
これがあれば十分です。
英単語、日本語訳、例文というとてもシンプルな構成で、余計な部分に気が散らず集中できます。
単語帳に色々な機能を盛り込もうとして逆にわかりにくくなり、反復しにくい単語帳が多いですが、これはしっかり「暗記すること」にフォーカスして役割を果たしてくれます。
読み方も発音記号と一緒にカタカナが書いてあって助かりますね。
中学基本編、高校入試編、難関高校入試編とレベル別にもなっており、志望校に応じてどこまで覚えるか選ぶことができます。
ちゃんと使う側に立って作られている秀逸な単語帳です。
リスニング(耳鳴らし)
『長文が読めるようになる中学英単語必修1200』
一見すると単語帳ですが、その単語を収録した「中〜長文」がたくさん載っており、付属CDで音声を聞くことができます。
日本語訳がすぐ下に書いてあり、きちんと意味を確認しながら英文を聞けるので効果がありますね。
高校生用のならたくさんあるんですが、中学生用でこういった問題集は少ないので貴重です!
だんだんレベルが上がっていくスタイルなので、苦手な生徒さんでもステップアップしながらリスニングに慣れることができます。
リスニング(問題演習)
『速修24時間 高校入試リスニング』
薄い問題集ですが、入試でよく出題されるパターンは一通り練習できます。
実際の入試でも、流れる英文自体はそんなに難しくないので、これくらいがちょうどよいですね。
もし物足りなかったら他のを追加してもよいでしょうが、まずこれをしっかり仕上げましょう。
リーディング
『くもんの中学基礎がため100% 中3単語読解編』
各県の高校入試の過去問を改変しながら長文を出題してくれます。
実践力を磨きながらも、そこまで難しくなく、初めて長文の演習をしっかりやる受験生にぴったり!
ページを開くと、長文が右側、出てくる単語や熟語などが左側にまとまっており、語彙力でつまずくことなく練習を進められます。
もちろんレベルの高い生徒さんなら、左側は隠して挑みましょう。
ライティング
『高校入試 スーパーゼミ英作文』
家族や自己紹介、住んでいる場所、勉強に関すること、環境問題、インターネットやメールなど、代表的なテーマごとに構成されています。
実際に入試で使うことを想定しながら練習できるのでオススメですね!
④理科
短期完成系(基礎固め)
『中学3年分をたった7日で総復習』
数学でも登場した問題集ですね!
地学系、生物系、物理系、化学系がすべて1冊でサクッと確認できる良書です。
いきなり分厚い問題集に取り組むとやりきれずに苦手が残ってしまったり、ムラが出てしまいますので、まずはこれをしっかり完成させましょう。
全ページカラーで、かといって色が多すぎて見にくいこともないので実験や生物系の図解が頭に残りやすいです。
巻末の重要グラフ一覧や重要公式法則一覧もとても整理されています。
演習量確保(応用含む)
『高校入試合格BON! 理科』
厚すぎず薄すぎずで、レベル的にも公立高校入試に最適!
全部入りの教材です。
入試に必要な事項を全体的に学習できます。
⑤社会
短期完成系(基礎固め)
『中学3年分をたった7日で総復習』
数学、理科と同様の問題集です。
地理、歴史、公民の重要部分が1冊でサクッと確認できる。
繰り返しになりますが、まず1冊「これは完璧!」という問題集を作ることが偏差値UPへの早道です。
難関高校を目指す場合「こんな簡単で薄いのでいいのかな?」「もっと応用問題を解かないと!」と焦る気持ちがあるかもしれませんね。
しかしまずこの問題集に載っている問題が完璧でなければその先には進めないので、これを仕上げましょう!
演習量確保(応用含む)
『高校入試合格BON! 社会』
理科と同様の問題集です。
入試本番を見据えて資料読み取り系も載っているので良いですね。
⑥学校配布教材と市販教材、どっちが優先?
以上が高校受験に合格するための最適な問題集でした!
でも、実際には学校で配布されている問題集もありますよね。
「どっちを優先したらいいの??」という質問が聞こえてきそうなので解説しておきます。
ここでポイントになるのは「繰り返し回数」です。
どんな問題集でも、1周通しで最初から最後まで終わらせただけでは点数はほとんど伸びません。
なぜなら、1周目は、できる問題とできない問題を分けただけだからです。
2周目以降に、できなかった問題を“できる問題”にしていくことで初めて「点数の上がる勉強」になります。
もし学校の問題集が提出物として指定されていて、そちらに時間を割かれるのなら、市販よりもそちらをメインに据えたほうがよいでしょう。
仮に市販の問題集のほうがクオリティが高かったとしても、繰り返し回数が分散してしまうより、学校の教材に絞って2周目以降に取り組んだほうが効果があります。
逆に、学校の問題集が提出課題でない(=任意のもの)なら、今回ご紹介した市販教材のほうが点数が上がりやすいことが多いので、市販のものを揃えて反復することをオススメします。
あるいは学校の提出課題を適当に素早く終わらせて、市販問題集に集中するというものナシではないですが…笑
内申点の提出物点に懸念が残りますね。
難しいところです。
もしお悩みだったら、ぜひ当塾のほうまでご相談下さい。
お力になれますよ!