①まず試してほしい「終わりを明確にする」こと
②集中するには問題集のレベルが重要!自分に合ってる?
③環境を整えよう!それでもダメな場合は…?
④「面白い理由」を考えて納得しておく
⑤「なぜ必要なのか」も合わせて考えられたらベスト
⑥逆転の発想、気が散る原因を飽きるまでとことんやってしまう
⑦番外編:集中の4段階について解説
①まず試してほしい「終わりを明確にする」こと
など、勉強に集中できなくて困っているあなた!
●どこまで進めたら終わりにするのか
●何時までやったら終わりにするのか
は決まっていますか?
記事を書いている私も、授業で生徒さんの集中力が切れたときによく
「じゃあここまでやったら休憩にしよう!」
「今日はここまでやればOKだね!」
と『終わりを明確にする』ことをやります。
すると、そこから一気に生徒さんの集中力が戻ることが多いんですね!
言い換えれば、人は「何をすればいいのか」明確になったとき集中力を発揮しやすいということなのでしょう。
ぜひ試してみて下さい。
これで集中力が出そうならOK、まだ他の方法も知りたい方はどんどん読み進めて下さい♪↓↓
②集中するには問題集のレベルが重要!自分に合ってる?
取り組む問題が難しすぎて、自分のレベルや目標に合っていない時!
これも集中力を保つのは難しいですね。
想像してみて下さい、ちょっと頑張れば解ける!調べればなんとか解けそう!という問題ならやる気も湧きますし、集中して頑張ろうという気持ちにもなりますが
難しくて何を言っているのかわからない問題ばっかりだと、やる気も出ず、問題に没頭できなくて雑念が湧きがちです。
当然内容も頭に入りません。
ただ逆に、簡単すぎても勉強の効果があまり出ないので微妙なところです…。
自分に合ったレベルの問題がわからない人は、一度塾などで相談してみるとよいでしょう。
③環境を整えよう!それでもダメな場合は…?
机の周りに誘惑になりそうなものは転がっていませんか?
ゲームやマンガ、テレビなどが視界に入ってしまうと集中するのは誰でも難しいものです。
スマホは、私としては「SNSやゲームの通知が来ない状態にしておけば」あっても良いと思います。
スマホ上で使える勉強に便利なツールもいろいろ増えていますからね。
また部屋が散らかっていると、勉強をするどころか「整理したくなる衝動」に駆られて勉強が手に付かなくなってしまうので、極力物は減らして、いつもある程度綺麗な状態を保つのがコツです。
…と言っても、理想論!(笑)
色々工夫してみたもののダメだ!家では集中できない!
そういう人、多いと思います。
そんな時は思い切って家を飛び出しましょう!
(変な意味で捉えないでくださいね笑)
図書館やカフェなど、家以外で勉強できるお気に入りの場所をつくるのです。
ちょうど先日よい記事を書きましたので、こちらも参考にしてみて下さい↓
ちなみに当塾の自習室は365日利用可能!
家で集中できない生徒さんの大きな味方で、高評価をいただいております。
気になったらお気軽にお問い合わせください♪
④「面白い理由」を考えて納得しておく
嫌いな科目、つまらない科目って集中力を発揮しにくいですよね。
ましてや勉強中に雑念が湧いたり、頭に入らない人は、「好奇心旺盛で面白いと感じるものに惹かれる」傾向を持っていることが多いのでなおさら!
そんな人たちにオススメしたいのが、
自分なりにその科目がどう面白いのか考えて納得しておく
ということです。
たとえばこちらは群馬県にある「めがね橋」で、
川底からの高さが31mと国内最大のものですが、
このアーチ型の構造には重さを支えるために理科(物理)が深く関わっています。
他にも有名な建造物には物理の法則が必ず関係していて、旅行や建築、ものづくりに興味のある人ならそういう事を知って「理科(物理)ってちょっと面白いかも」と思えるきっかけになるかもしれません。
あるいは、大河ドラマや歴史映画を見て、嫌だった歴史が「おもしろい!」と感じられるようになるかもしれませんし、
好きな洋楽を和訳して英語に興味を持てるようになるかもしれません。
これらは一例にすぎませんが、「面白いかも」と思えたきっかけから、一気に集中力が増して頭に入るようになるかもしれませんよ!
⑤「なぜ必要なのか」も合わせて考えられたらベスト
今度は「必要性」の話ですが、
その勉強がどんな効果を発揮するのか?
テストにどう重要なのか?
理由を明確にするのも手です。
この勉強を頑張ったらテストでどう有利になって、何点くらい上がりそう!
というのがわかっていれば集中力を底上げできますね。
もし自分でその点がよくわからなかったり、自分に最適な勉強法がわからない方はぜひ当塾にご相談ください。
完全1対1であなたに合った勉強法を一緒に確立しましょう!
⑥逆転の発想、気が散る原因を飽きるまでとことんやってしまう
これは変わった方法ですが、もしゲームが好きで勉強に集中できなかったり、勉強中にゲームのことを考えてしまうなら
とことん飽きるまでゲームをやってしまう!
という方法です。
ただしゲーム“だけ”になってしまうとマズいので、最低限の勉強はしながら、というのがミソです。
「1日にここまで勉強やったら」ゲームをしてもよいと、最初に紹介した①の『終わりを明確にする』方法を使いながら、
罪悪感に苛まれながら中途半端にゲームをやるのではなく、
思い切りとことんやってしまう。
すると意外と不思議なことに、しだいに飽きて興味が向かなくなるものです笑。
想像してみて下さい、ゲームをやり続けて目が痛くなってきて吐き気がするほどになったら、それ以上やりたいと思うでしょうか?
よく○○狩り(りんご狩りとかいちご狩りとか)に行って、
絶対料金分以上を食べつくしてやる!
と限界まで食べたあとには、
「もうしばらく○○はいいや…」と思った経験などないでしょうか。
同じように、もうゲームはいいや、と思える瞬間が来ます。
友だちと遊ぶのもそう、どんなに好きでもひたすら一緒に遊んだ後には、「ちょっと一人になりたいな…」と思う瞬間が来るものです。
飽きるまでにはある程度時間を費やす必要があるのでそこがデメリットではありますが、
下手に制限をかけていると欲求不満が永遠と続いてしまうので、
思い切ってとことんやってしまうのも一つの手です。
⑦番外編:集中の4段階について解説
集中力を上げるための6つの方法はいかがでしたか?
ここからは「集中力」というものについて、さらに深く知りたい人に読んでいただければいいのですが、
集中力というものにはそもそも4つの段階があります。
2. 手は動かしているが作業になっていて、頭が働いていない
3. ほどほどには頭が働いていて勉強も進んでいる
4. 没頭して頭が冴えており、勉強に夢中になっている
これはどこかの書籍に載っていたわけではなく、私自身の経験から導いて区分けしたものですが、
重要なのは3~4をキープすること
です。
これまで紹介した方法は、
1~2の状態を脱却して、3~4の状態に自分をもっていくための方法
と言えるわけですね。
そしてより勉強を効率化して高い成績を取りたいのなら、
「4の状態を知ってスイッチを入れられるようにしておく」ことがとても大事です。
ちなみに4の状態というのは、人によっては経験が乏しいとなかなかその状態になれないのですが、
勉強以外で例えるなら
●部活の重要な試合中
●演奏会やコンクールの本番中
●ゲームのボス戦
●リズムゲームやツムツムなどのコンボ中
●UFOキャッチャーの最中(笑)
などがあります。
私も日々仕事をしたり、特に映像授業の原稿やスライドを作るときには「4の状態でやれているか?」を常に確認しながら進めています。
2~3の状態でつくったものは、後になって見返すといまいちで
結局作り直すことになるからです笑。
ただ4の集中度は連続でせいぜい2時間が限界なので、途中で休憩を入れるのも大切です。
皆さんもぜひ、
集中できている/
集中できていない
の2段階だけで考えるのではなく、
「4段階あるんだ」という意識をもって取り組んでもらえると
より自己分析ができると思います!
まずは3の状態をキープできるよう、いろいろ試してみて下さい♪
勉強中に雑念が湧いてきてしまう!