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中学生の社会 歴史の勉強法でお悩み?塾のプロが一挙公開!

中学生のみなさん!
歴史の勉強でこんなふうに困っていませんか?

覚えることが多すぎて大変…
時代の流れがわかりにくい…

こう思っている人は、実はとても多いんです。

そこで今回は、歴史の勉強が苦手な人でもできる勉強のコツを、わかりやすく紹介します!
歴史は、“ストーリー”をつかむことがポイント!
この記事を読んで、楽しく、効率よく歴史を勉強できる方法を一緒に見つけましょう!

①歴史を勉強する理由ってなんだろう?

みなさんは、どうして歴史を勉強するのか考えたことはありますか?

「テストでいい点を取りたい」「受験に合格したい」
こう思っている人も多いと思いますし、それはとても大事な理由です!

でも…受験が終わったら、もう歴史は勉強しなくていいのでしょうか?
実は、そうではありません!

「歴史なんて、昔の話じゃん」「今を生きる自分に関係あるの?」
と思うかもしれませんが、今の社会は、過去の出来事が積み重なってできています。

例えば、今の日本のルールや文化も、昔からの流れでできているんです。
もし歴史を知らなければ、ニュースや本の内容がよくわからなくなってしまうこともあります。

私も中学生のころは、どうして歴史を勉強するのかわかりませんでした。
でも大学生になって、新聞やニュースが理解できるようになって、
「歴史を知っていてよかった」と思うようになったんです。

みなさんも、今はピンとこなくても大丈夫です。
これから社会に出ていく中で、歴史を知っていてよかった!と思うときがきっと来ます。

だからこそ、中学生のうちに歴史に興味を持って、本当の意味で勉強してみましょう!

②歴史の勉強方法・点数UPのコツ

歴史の勉強は、大きく「インプット」と「アウトプット」に分けられます。

インプット:知識を覚えること(教科書・参考書を読む)
アウトプット:問題を解いて、覚えたことを使う練習をすること

この2つは、どちらもとても大事です。

インプットだけでは「覚えているつもり」で終わってしまうし、
アウトプットだけでは「知識が足りない」ままになってしまいます。

しっかり点数を取るためには、インプットとアウトプットをバランスよく勉強することが大切です!

2-1.インプットのコツ その1

歴史を勉強するときは、まずは全体の流れ(ストーリー)をつかむことが大切です。

いきなり細かい用語を覚えようとすると、
「どの時代に何があったのか」「どうつながっているのか」がわからなくなってしまいます。

まずは、日本の歴史がどういう流れで進んできたのかを、時代ごとにまとめてみましょう。

日本の歴史の流れ(簡単にまとめ)

(A)古代の日本
日本で農業が広まって、人々が定住するようになったころ。
大和朝廷が日本をまとめて、ひとつの国ができはじめた。
中国から仏教が伝わり、日本の文化が大きく変わった。
(B)中世の日本
鎌倉幕府や室町幕府ができて、武士が力を持つ時代。
お米作りや商業が発達し、禅宗などの新しい文化も広がった。
(C)近世の日本
戦国時代で日本中が争い、織田信長や豊臣秀吉が活やくした時代。
江戸幕府ができて、鎖国が始まり、海外との交流が制限された。
商人の町が発展し、町人(ちょうにん)文化が生まれた。
幕末には海外から外国船が来て、日本は大きく変わることになる。
(D)近代の日本と世界
ヨーロッパで市民革命・産業革命が起き、日本も明治維新で急速に近代化した。
富国強兵や文明開化が進み、学校制度や鉄道もできた。
自由民権運動が始まり、憲法も作られた。
日本は戦争や国際問題にも巻き込まれ、やがて第二次世界大戦に向かっていく。
(E)現代の日本と世界
第二次世界大戦が終わり、日本は平和な国を目指すことになる。
高度経済成長で日本の生活はどんどん豊かになり、今の社会につながっている。

歴史は、こうした時代ごとの特徴を流れで理解することがポイントです。

時代をまとめるときは、例えばノートに「政治」「文化」「経済」などのポイントを分けて表にすると、とても整理しやすくなりますよ!

2-2.インプットのコツ その2

流れがつかめたら、次はキーワードと出来事を覚えることに進みます。

キーワードは、一問一答や教科書の重要語句をくり返しチェックすると覚えやすいです。
何回も目にすると、自然と覚えられるようになります。

でも、キーワードを「ただ暗記するだけ」ではダメです。

「なぜそれが起きたのか」「どういう意味なのか」を理解しながら覚えるのが大事です。

また、「フランス革命」や「明治維新」など、大きな出来事の流れもまとめましょう。
わかりにくいところは、自分でノートにまとめるのがおすすめです。

もし自分でまとめるのが難しいときは、後で紹介する動画やマンガを使うと、とてもわかりやすくなります!

2-3.アウトプットのコツ(問題をたくさん解く)

アウトプットは、問題を解いて練習することです。

とくに歴史は、テストに出やすい問題のパターンを知っておくことがとても大事です。

問題のパターン
正誤問題:まちがっているものを選ぶ問題
用語記述問題:用語を答える問題
資料読解問題:グラフや絵を見て、わかることを答える問題
並びかえ問題:出来事を古い順に並べる問題
簡単な記述問題:理由を説明する問題
融合問題:歴史と地理が合わさった問題

このように、最近のテストは色々な問題が出ます。
だから、たくさん問題に触れて「問題に慣れること」がすごく大事です。

私が中学生のときは、実際にこんな感じで勉強していました。

A.学校の授業に合わせて勉強
学校で習ったところを、その日のうちにワークで軽く解いておく。
教科書も、できれば家でサッと読み返す(ポイントだけでOK)。
B.テスト前の勉強法
ワークは最低でも3回くり返す。
1回目は全体をとにかく解く。
2回目は間違えたところを重点的にやる。
3回目は、苦手なところだけピックアップしてもう一度。
ワークで間違えた問題は、教科書を読み直して理由を確認する。
C.入試対策
ワークがしっかりできるようになったら、都道府県の過去問を解いてみる。
入試問題は、自分の県だけでなく、近くの県の過去問も練習すると良い。
資料問題・記述問題に少しずつ慣れていく。

③歴史を楽しく勉強するおすすめ学習ツール

「歴史ってつまらない…」
「全然覚えられない…」

こんなときは、もしかしたら勉強のやり方が合っていないだけかもしれません。

実は、歴史はストーリーをイメージできると、一気に面白くなります!

そのためにおすすめなのが、動画・マンガ・アニメといった学習ツールです。
楽しみながら学べるので、苦手な人にもぴったりですよ!

3-1.動画(YouTubeなど)

一番おすすめなのは、YouTubeなどの動画で勉強することです。

歴史は「文字だけだとわかりにくい」ことが多いですが、
動画だと、絵や音声でとてもわかりやすく説明してくれます!

例えば、
「大政奉還 わかりやすく」
「冷戦 なぜ始まった」

と検索してみると、簡単に理解できる動画がたくさん見つかります。

動画はポイントをしぼって学べるので、短い時間でも効率よく勉強できます!

3-2. 学習マンガ

学習マンガもおすすめです。
「マンガは遊びでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、
マンガはストーリーを楽しく学べて、歴史の流れをイメージしやすくなります!

たとえば、
『学習まんが 日本の歴史(集英社)』 は王道のシリーズです。
楽しみながら歴史を学べるので、ぜひ一度読んでみてください。

3-3.アニメ

最近は、アニメも学習に使えます!

歴史をもとにしたアニメは、色・音・動きでストーリーがわかりやすくなっています。

たとえば、
『キングダム』:中国の戦国時代のお話
『ヴィンランド・サガ』:ヨーロッパのヴァイキングのお話
『ゴールデンカムイ』:明治時代の北海道が舞台

アニメはすべてが本当の歴史ではないけれど、「歴史って面白い!」と思えるきっかけになりますよ!
ただしテスト前にはきちんと教科書を見たり課題ワークを解いたりしないと点数には結びつかないので、そういう勉強もしっかりやっていきましょう!

まとめ

✔ 歴史はまず「大きな流れ」をつかんでから、細かい内容を覚えよう!
✔ 問題をたくさん解いて「テストの形式」に慣れよう!
✔ 楽しく勉強できる動画・マンガ・アニメもどんどん活用しよう!
✔ 自分に合った勉強法を見つけて、毎日コツコツ続けよう!