電話で問い合わせてみる

浪人生・既卒生
受け入れ可能!!

スムーズに今の塾を辞めるには?上手な退会理由の伝え方

宮入塾長
当塾では、他の塾から切り替えて来られる生徒さんも多いのですが、前の塾の辞め方に迷う方がいらっしゃるようです。そこで、あえて「角の立たない辞め方」について解説してみます!(笑)

①引き止めに遭うことなく、すんなり辞められる伝え方は?

「もう新しい塾の入塾手続きを済ませてしまいました。」

これが一番スムーズに辞められます(笑)。
もしまだ済んでいなかったり、ただ辞めるだけで次の塾を考えていなかったりしても、「新しい所を決めてしまいましたので…」と伝えれば大丈夫です。

こうなると今の塾さんから引き止めに遭うこともありません。
さすがに諦めてしまいます。

「どちらの塾ですか?」と聞かれるかもしれませんが、濁しておきましょう。
「それは子どもと決めたことですので、特にお伝えすることではありませんが…」とか、「新しい塾との兼ね合いもありますので、名前まで公表するのは避けたいと思います」といった感じに返答しておけばOKです!
実際にこのやりとりで塾名を教えてくれる保護者さんは、3割程度ですから。

②なぜ退会理由を根掘り葉掘り聞いてくるのか?

そもそも、なんでそんなに辞める理由を知りたがるのでしょうか?
それには2つの理由があります。

type=”simple”](1)引き止めるための口実を探りたいから
(2)上司に報告しなければいけないから

多くの方が思い浮かべるのが、(1)のほうなんじゃないでしょうか。
でも、実際は「辞めます」と言われてしまうと、そこからひっくり返すのは至難の業です。
そうそう戻ってきてくれるケースは少なくて、そこは塾の方も経験上よく承知しています。

それでも理由をあれこれ聞いてくる理由は、実は(2)のほうだったりするんですね。
特に大手の塾は上からの管理が厳しく、生徒さんが辞めた理由をきちんと上司に報告しなければなりません。
生徒さんを減らしてしまった上に理由も聞き取れないとなると、こっぴどく叱られてしまいます。
だから理由を根掘り葉掘り聞いてくるんですね!

③「家庭の事情」は実はあまり通用しない

ネットで「塾 退会 理由」とか「塾 辞める理由」などを検索すると、『家庭の事情って伝えればすんなり辞められますよ!』なんて書いている所がありますね。
これは、私たちのように教育業界に深く携わっている人間からすると、嘘です(笑)。

皆さんも考えてみて下さい。
塾講師や塾を運営している立場で、あっちの保護者さんも、こっちの保護者さんも、みんな「家庭の事情で」と言ってきたらどうでしょう。
『そんなわけないやろ!』と思いますよね(笑)。

濁されているな、と思われてしまいます。
結局、上司に「家庭の事情と言われました」と伝えたら怒られてしまうので、本当の理由を探ろうとますます質問してきます。

それに、本当にご家庭の事情がある方は、きちんと話してくれる方が多いです。
「(お母さんから見ての)母親が入院してしまい、医療費がかかるので…」とか、「下の子の習い事が忙しくなって、塾の送り迎えができなくて」などですね。

④意志を強くもって正直に伝えるのが一番!

塾の方も色々と経験してきていますから、濁されているのか、きちんと話してくれているのか、すぐに分かります。
ここは意志をしっかりもって、正直に伝えるのが一番です!

・成績が上がらなくて
・子どものやる気が出てこなくて
・距離が遠くて

など、きちんと伝えましょう。
納得してもらったほうがスムーズに辞められます。

それでも引き止めが嫌な方は、最初にご説明した「もう別の塾を決めてしまった」と添えればOKです!
それ以上は追及してきません。
逆に言えば、その教室の担当者は上司に「もう他の塾に決めてしまったそうです。」と伝えれば、上司も「そっか、それなら仕方ないな(粘っても引き止めようがないな)」となるわけです。

⑤何日前に伝えればいいの?

ところで、辞める話はいつ出したらいいのでしょうか?
入塾時の契約書が残っていれば、それを見てみましょう!
たいていの塾は月謝の関係で、1か月ごとの区切りになっているはずです。

基本的には、その月の最後の授業が終わったら、1~2日後に電話で伝えましょう。
その月で辞められるか、翌月までで終了になるか、どちらかだと思います。

⑥親の挨拶・お礼は必要?

これらが必要かどうか悩む保護者さんがいらっしゃいますが、基本的には不要です!
もし受験に晴れて合格して辞める場合は、簡単なお礼を持って行ってもいいと思いますが、そうでなければ無しで大丈夫です。

⑦辞めた後の勉強は大丈夫?

もし「自信がついたから自力でやれそう!」という状態で塾を辞めるなら、とても良いことだと思います!
これは辞めるというより、“卒業”ですね!
我々塾講師は、ずーっと生徒さんに付いてあげられるわけではないですから、ぜひみんながこういう辞め方ができればいいと思っています。

でも「成績が伸びなかったから」「やる気が上がらなかったから」という理由だったなら、これからの勉強に不安が残ります。

そんな時はぜひ当塾にお任せ下さい!
他の塾でうまくいかなかった生徒さんも、メキメキ実力を上げています。
きっと皆さんのお力になれると思いますよ。
まずはお気軽にお問合せ下さい!