勉強をしていると、わからないことが多すぎてイライラすることはありませんか?
特に試験前や課題の締め切りが迫っているときに、このような状況に陥ると、余計に焦ってしまい、ますます勉強に集中できなくなることもあります。
本記事では、勉強中のイライラの原因を探り、効果的な対処法や理解しやすくする勉強法を紹介します!
①なぜ勉強がわからないとイライラする?
イライラや不安などネガティブな感情は「なぜそう感じているのか?」という原因が特定できると、それだけでも軽減できるものです!
まずは原因を考えてみましょう。
自分の理想像とのギャップ
「自分はもっとできるはず」「このくらいの問題は簡単に解けるはず」と思っているのに、実際には解けないと、自分の理想と現実のギャップにストレスを感じます。
このズレが大きいほど、イライラしやすくなりますよね。
自分の理想像を持つことはとても大切で、その理想が高いことは決して悪いことではありません!
むしろ素晴らしいことです。
ですが今すぐ、今日、その理想像にたどり着かないとマズいか?と言うと、そんなことはないはずです。
何事もステップが肝心。
どんなに勉強ができる人でも、どんな成功者でも、初めは失敗したりわからない事が多いものです。
過程を楽しむ、くらいの気持ちで大きく構えて前進していきましょう!
負けず嫌いな性格である
「他の人よりも勉強ができるようになりたい」「友達が解ける問題を自分が解けないのは悔しい」といった競争心が強い人ほど、思うように理解が進まないとイライラしてしまいますよね。
負けず嫌いな人は勉強だけでなく、運動・スポーツやゲームなど、他のことでも負けず嫌いなはずです。
自分を振り返ってみてそういう傾向があるなら、それが勉強がわからなくてイライラしている原因かもしれませんね。
完璧主義なところがある
この傾向がある人も、勉強でわからない所があるとイライラしやすいでしょう。
また、わからない問題で長時間止まってしまう特徴もありますね。
普段の勉強の中で、基礎・基本の問題は極力理解すべきですが、それ以外の応用・発展問題は優先順位が低いこともあります。
つまり応用・発展問題はその場で理解しきれなくても、基礎・基本をしっかり押さえていればある程度の点数は取れるので問題ないということです。
優先順位の低い1問に時間をかけすぎて、より優先すべき基礎・基本の勉強に時間を割けなくなってしまうと本末転倒であることを、頭に入れておきましょう!
試験本番や課題期限が近い
これは単純に外的な要因ですが、焦りがイライラを引き起こしている可能性もあります。
いったん、試験本番や期限までの日数を考えて、やるべき順番などを整理するとよいでしょう!
②イライラしたときの対処法
いったん手を止める
わからない問題に行き詰まったら、一度勉強を中断して気分転換をするとよいかもしれません!
例えば、深呼吸をしたり、軽くストレッチをしたりすると、脳の緊張がほぐれてリフレッシュできます。
そうして勉強に戻ると、わからなかった所で何かひらめく可能性があります。
25分勉強したら5分休憩する、というポモドーロテクニックも有効です。
あくまでちょっとした中断なので、1時間も2時間も休憩しないように…!笑
簡単な問題から解く
いきなり難しい問題に取り組むのではなく、比較的簡単な問題を解いて「できた!」という成功体験を積むのも有効です。
達成感が得られると、モチベーションも回復しやすくなります。
インプットの勉強に切り替える
基本的な問題に取り組んでもわからない場合は、まだまだインプット不足である証拠です!
勉強が得意、苦手とかではなく、その分野・単元の理解が不十分な状態では、誰でも問題演習でつまづきます。
いったん教科書や解説のページに戻って、インプットする勉強に切り替えましょう。
わかりやすい解説動画を探すのも手です。
問題から離れればイライラも収まるはずです。
問題集のレベルを調整する
わからない問題が多すぎる場合、自分のレベルと問題集のレベルが合っていない可能性が高いです。
高い目標を掲げている場合、難しい問題集をやりたくなる気持ちもわかりますが、それではまだクロールもできないのにバタフライの練習をするようなものです。
効率が悪くなる上にイライラが募っては、良いことがありません。
思い切って問題集のレベルを1段下げてみましょう!
人に聞く
自分で調べて理解するのも大事ですが、やることが多くて時間がない場合、結局のところ人に聞いて教わるのが一番効率的です!
宮入個別指導塾では、わからない問題だけでなく、普段の勉強法や勉強スケジュールなどもアドバイスをもらいながら勉強を進めることができます。
「わからない問題が多いな…」と感じるときは、ぜひ一度お気軽にご相談ください♪
③実はあまり効果がない方法
他の人がよくオススメしているけど、実はあまり効果がない…というものも合わせて解説しておきます!
勉強場所・環境を変える
気分転換やモチベーションには良いかもしれませんが、勉強がわからなくてイライラしている場合、場所を変えてもそのわからない問題に対する対処法にはなりません。
勉強の目的を考える
なぜ勉強するのか?はとても重要ですが、そこを考えてもわからない問題がわかるようになるわけではありません。
残念ながらアプローチがちょっと違います。
別の科目に切り替える
一見するとイライラが消えていいような気がしますが、避けているだけで向き合えていません…。
結局またその科目に戻ってきたとき、同じようにイライラしてしまいます。
④まとめ
勉強でわからない所があってイライラする原因には、性格的な部分や勉強法的な部分があることを解説しました!
参考になる解消法があったら幸いです。
当塾では、生徒さんの気持ちに寄り添い指導するメンタルサポート面にも重きを置いています。
気になった方はぜひ一度ご連絡下さい!
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