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部活を引退した生徒が一気に成績を伸ばす理由、科学的に教えます

引退して時間が増えるから?
いえいえ、実はそれ以上にもっと大きな理由があるのです。

「科学的に」と言っても、そんなに難しい話ではありません。
ちょっとした脳みそのお話です。
では、いってみましょう!

①「やる気」をつかさどる脳の領域

「勉強、面倒くさいな…」
「このままテレビ見ていたいな…」
けど、やらなきゃだもんな~!

よいしょっと、重い腰を上げて、机に向かい、勉強をスタートさせる。
この矢印『↓』の部分で脳のやる気をつかさどっているのは、
「前頭前皮質」と呼ばれる部分なんですね。
我々の頭の前のほうにある、前頭前野の一部です。


(参考:active brain club)

この「前頭前皮質」は、
我々が誘惑に流されそうになったり、面倒なことから逃げそうになった時に
ブレーキをかけてくれる部分
なのです。

つまり、理性的に考えて、必要な行動を起こさせてくれる部分なんですね!

とても大事な部分です。
ここがなければ、我々は動物と同じになってしまいます。
(別に動物が悪いわけではありませんよ…。)

ちなみにここは、筋肉とよく似た性質をもっています。
ですので鍛えれば強くなるし、使わなければ弱いまま、ということですね。

ここを鍛える方法は何でもよいのです。
「やりたくない… けど、やらなきゃ!!頑張る!!」
これを何度も繰り返しているうちに、少しずつ鍛えられていくのです。
負荷が大きければ、そのほうがより鍛えられます。

そして、部活をやっていた多くの子は、ここが抜群に鍛えられているんですね!

もちろん部活の内容にもよりますが、
特に運動部で活躍していた子たちは日々ここの「前頭前皮質」を鍛えてきたわけです。

暑い…
寒い…
苦しい…
緊張する…

それでも戦い、成功した時の自分を思い描き、仲間とともに乗り越え、青春を駆け抜けてきたのでしょう。
ただ普通に過ごしていたのでは、なかなかできない経験です。
それだけ多くの試練を乗り越えてきたのです。
「前頭前皮質」を鍛えられないわけがないんですね。

②文武両道のその先に

ということで、
前頭前皮質が鍛えられた生徒たちが部活を引退し、受験勉強一本になった瞬間。
そのパワーを勉強へと向けていくわけです。

もちろん、部活がなくなって時間が増えることも理由の1つかもしれませんが、
それだけではなかったのですね。

ただし当たり前のことですが、いくら「前頭前皮質」が鍛えられたからといって、
勉強をやらなければ成績は伸びません(笑)。

あくまで、勉強にフル活用した場合に、爆発的な成長を遂げる可能性を秘めている、ということです。

ちなみに、部活で鍛えた「前頭前皮質」は、勉強以外のことに活かせることもあります。
受験が終わってからも、たくさんの人々との人間関係で、逃げてしまいそうな瞬間にグッと踏みとどまって頑張る勇気になったり、
社会人になってから仕事の中で光るかもしれませんね。

学校の先生がよく「文武両道で頑張りなよ」と言ったりしますが、
そういうことだったのです。

ビジネスとして、プロスポーツを引退した人たちや、惜しくも道半ばでプロまで至らなかった選手などを取り込み、各業界へ人材派遣を行っている企業もありますが、
理にかなっているのかもしれません。

③まとめ

以上、今回の話をまとめてみましょう!

●脳みその前方部分、「前頭前皮質」が人間の「やる気」をつかさどっている!
●「前頭前皮質」には筋肉と同じ性質があり、鍛えれば強くなるし、使わなければ弱くなる!
●「やりたくない、けど頑張らなきゃ!」という思考&行動をくり返して前頭前皮質は鍛えられる!

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