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勉強の仕方がわからない中学生は、どうやったら勉強方法が身に付く?

①勉強の仕方がわからない中学生に「勉強しなさい!」と言っても無駄!

まずハッキリしているのは、勉強方法がわからない生徒を「勉強しなさい!」と叱っても、何も解決しないということですね!

それはまるで、1度も料理をしたことがない人に「さぁ今からフランス料理を作ってみなさい!」と言うようなものです。
野菜をどう切ればいいのか、調理器具をどう使えばいいのかもわからず立ち尽くしてしまうでしょう。
追い打ちをかけるように「なんでそんな事もわからないの!?」と言われたら、きっと「もう料理なんて嫌いだ!二度とやるものか!」と思ってしまいますよね。

同様に、方法がわからないまま「勉強しなさい!」と言われて机に向かっても、どうしたらいいかわかりません。
教科書を開いてボーっと眺めるか、机周りの整理整頓を始めるのが関の山でしょう。

大人から見たら「そんな方法で成果が出るわけがないでしょう…」と思ってしまいます。
でも、本人は『テストを想定する』という意味がわからないのです。

②勉強方法を身に付ける4ステップとは

何事も順序が大切!
勉強方法を身に付けるために必要なステップは、以下の4つです。

勉強法マスターの4STEP

(1)目標をもって真剣に取り組む

(2)思い通りにいかず試行錯誤する

(3)基本のやり方を身に付ける

(4)自分に合った勉強法を知る

まず最初にお伝えしたいのは、いきなり正しい勉強法にたどり着くなんて不可能!ということです。
色々失敗する中で、反省と修正をくり返し、点数に結び付く勉強法がわかってくるものです。

でも、多くの中学生はこの「反省と修正」をしようとしません。
なぜでしょうか?

それは、「『悔しい!!』という感情が薄いから」です。

もう一段掘り下げて、ではなぜ「悔しい!!」と思わないのでしょうか。

その答えは、【本気でテストに臨んでいないから】です。

目標点数があったり、真剣に点数を伸ばしたい!と思っていて、思い通りにいかなければ誰しも悔しいものです。
自然と「なんで点数が上がらなかったの!?ちゃんと勉強したのに!なぜなんだ??」と思考が働きます。
正しい勉強法にたどり着くためには、これが重要なのです。

でも、特に目標もなく「面倒くさいけどテストの日が来たから、休むわけにもいかないし受けようか。」では結果が良くても悪くても感情が動きません。
目標がないので、反省のしようもありませんね。

そんな調子で、あれよあれよという間にもう受験生。
さすがに入試まであと数ヶ月を切ってくると、周りの中学生たちも雰囲気が変わってくるし、危機感を感じ始める。

そろそろ良い点数を取らないと!と思って勉強しても、すぐには正しい勉強にたどり着きません。
「あれ!?勉強したのに点数が伸びないぞ!?なんで??」と、そこから試行錯誤の段階に入るわけですが…。
時すでに遅し、正しい勉強方法にたどり着く前に、入試当日が来てしまいます。

これでは困りますね。
ですから、もっと早くから良い意味でたくさん失敗して、たくさん学ぶ必要があるのです。

③ステップ1:目標をもって真剣に取り組む

ということで、まずは目標を掲げましょう!
具体的なほうが、成功したのか?失敗したのか?が明確になるため、点数を決めたほうがよいと思います。

今までのテスト結果から考えて、「頑張ったら手が届きそう」なレベルに目標を設定しましょう。
あるいは、ある程度志望校のイメージがある生徒さんなら、そこに必要な点数から逆算して目標を決めるとよいでしょう!
(志望校に対して定期テストで何点取ればよいのかご不明な方は、ぜひ一度お問合せ下さい!)

ご褒美作戦はアリ?
目標を決めるにもモチベーションが上がらない場合に、ご褒美作戦はアリなのでしょうか?
結論から言うと、アリです!
昔は「勉強で馬のニンジンはダメ!」と言われていましたが、最近はきちんと目的をハッキリさせて使えば大丈夫ということがわかってきました。
教育業界の認識も変わりましたね。
期間を決めて、何のためのご褒美なのかちゃんと説明すれば問題ないでしょう。

④ステップ2:思い通りにいかず試行錯誤する

残念ながら、すぐには目標を達成できず、失敗を繰り返すでしょう。
でも、それが大切なことなのです。
「頑張ったのにうまくいかなかった」という場合は、あまり叱らず、その努力を認めてあげて下さい。
落ち込んでいたら「次は頑張ろう!」と前向きな言葉で励ましてあげることが大事です。

さて失敗の中身ですが、これは何となく予測できたことから予想だにしなかったことまで、本当に多岐にわたります(笑)。

失敗の例●寝る前は覚えていたのに、本番になったら半分以上忘れていた
●終わると思った課題に意外と時間がかかって終わらなかった
●試験範囲を見落として、勉強してない問題が出た
●テスト勉強ではたっぷり時間をかけて解いていたけど、本番の制限時間内に解けなかった
●徹夜をしたらテスト中眠くて集中できなかった
●寝不足で風邪を引いてしまった
●解答用紙が裏面まであることに気づかなかった
●シャーペンの芯が切れた

真剣に取り組めば取り組むほど、「悔しい!!」という気持ちが強くなります。
一時的に「なんでこんなミスをしたんだろう」と自分を責めてしまう場合もあるかもしれません。
でも、少し時間が経てば「次こそはうまくやってみせる!」と前を向けるはずです。
それこそが、成長するためのバネになるのです。

重要なのは、これを受験生になってからやっていたのでは遅いということ。
中学1、2年生のうちに試行錯誤をしておきましょう!

⑤ステップ3:基本のやり方を身に付ける

ある程度失敗を経験すると、「こうすると失敗する」「こうするとうまくいく」というのが見えてきます。
ここまでくれば、王道・基本の勉強方法が身に付いています!

例えば、
●課題ワークは1回やっただけでは忘れてしまうみたいだ→繰り返しやろう!
●英語はテスト1週間前から勉強を始めたのでは単語が覚えきれない→2週間前からやろう!
●教科書を眺めるだけでは頭に入らない→手を動かそう!
といった感じですね!

この段階で偏差値55くらいまでの高校であれば、合格できる力がついていると思います。
中間・期末なら5教科で350~380点くらいのレベルです。

そこから先(400点以上)は、ステップ4が重要になってきます!

⑥ステップ4:自分に合った勉強法を知る

勉強方法には、実は2種類の段階があります。

I.誰にでも通用する基本の勉強法
II.その人に合ったそれぞれの勉強法
「I.誰にでも通用する基本の勉強法」が身に付いた生徒さんは、その先のIIへ進むことができます!

「その人に合った」とは、性格・生活スタイルなどが関係してきます。

私自身の話で恐縮ですが、例として中学時代の勉強の様子を話したいと思います。

運動部で部長を務めていた私は、他の子に比べて忙しい毎日でした。
そのため、自然と“スキマ時間の活用”と“勉強の効率”という方向へシフトしていきました。

また父がパソコン好きで、よく私にパソコンの使い方を教えてくれました。

これらが組み合わさって、テスト前には暗記すべきものをパソコンでまとめて、重要部分の文字を赤にして、赤シート(載せると赤い文字が消えるシート)で勉強できるようにしていました。
いちいちペンで書くより断然早いですし、こうしておけばお風呂やトイレに持っていって勉強できます。
覚えていないポイントだけまとめておけば、再度問題を解く必要もありません。
以前のテスト範囲を見直したい時は、パソコンから印刷すれば済みます。
「これクラスの子に売ったら高く売れるんじゃない?」なんて良からぬことも考えていましたね(笑)。

学校の授業中は、先生が発する「テストに出るサイン」を注意深く聞いていました。
たぶん、忙しい中必要に迫られて身に付けた技なんだと思います。
先生によってクセがあって、直接「ここ大切だからね」と言ってくれる先生もいましたし、2回説明する先生や、わざわざプリントを作って配ったり、一部だけチョークの色を変える先生もいました。

一番うまくいったのは、国語のテストです。
私は「教科書ガイド」というものを使って教科書の重要ポイントを復習していたのですが、ある時国語のテストがその教科書ガイドから出題されていることに気づいたのです。
「これはしめた!」と思い、教科書ガイドに載っていることをよく勉強してテストに臨むと、100点を取ることができました。

でも次のテストでは、教科書ガイドからは出題されませんでした。
私の解答が教科書ガイドと一語一句同じだったので、バレてしまったのでしょう(笑)。

この力は大学に入ってからも通用し、1年生の時にサークルとアルバイトをしながら、学部成績上位者の返還不要奨学金を手にすることができました。
一度身に付けた自分の勉強法は、本当に一生ものになるのです。

他に私の知り合いでは、「面倒くさいから教科書を全部覚えてしまえ!」と丸暗記してしまう強者もいました。
それで高得点を取ってしまうのです。
私からすれば、それこそ面倒くさいの極みですが(笑)。

逆に、「一個一個暗記作業をするのが苦手だから、とにかく問題演習!」という人もいて、とんでもない量の問題集を解き尽くす人もいました。
最初はわけもわからないそうですが、問題を解きながら何度も同じことが出てくるので、自然と理解して覚えてしまうのだそうです。

こうやって、高得点を維持する人たちは自分なりの勉強方法を身に付けています。
もし私が別の人の真似をしても、うまくいかないでしょう。
その人の性格・生活スタイルだからできる方法なのです。

⑦手っ取り早く勉強方法を身に付けるには?

そうは言っても、
●もう受験まで時間がない!
●ウチの子は自力で正しい勉強方法にたどり着ける気がしない!

という場合もあると思います。

そんな時は、ぜひ当塾にお任せ下さい!

指導経験豊富で引き出しの多い講師ばかりですので、その生徒さんに合った勉強方法をアドバイスさせていただきます!

しかも、当塾の指導はただ単に「正しい勉強法を教える」だけではありません。

何の試行錯誤もなくいきなり答えを与えてしまうと、自ら考える力をもぎ取ってしまうことになります。
これでは、自分で正しい勉強法にたどり着いた生徒さんに勝てません。
教えてもらった勉強法の価値がわからず、真に自分の力とすることができないからです。

そうならないために、正しい方向に導きつつも、「どうしたらいいと思う?」という対話を通して、生徒さん自身にも考える機会を与えます。
こうすることで最短で正しい勉強方法を知り、自分の力にすることもできるのです。

他の塾で勉強のやり方を教わってもうまく伸びないのは、ここが原因だったりするんですね。

きちんと学力を伸ばしたい方は、ぜひお気軽にお問合せ下さい!
お待ちしております!