今回はちょっと怖い話『中１から塾に通う悪影響３選』について保護者向けに話していきます！
え、塾に通ったせいで何か悪影響ってあるの？
って思われる方 多いと思うんですが、
実はあるんですよね。
お金がかかる、とか単に表面的なことじゃなくて、
もっと重要で本質的なことをお伝えしますので
絶対に知っておいてください。
①注意すべき事 その１
誤解ないように言っておくと、中１から塾に行くな！ってことではありません。
何でも良い側面があれば逆の“負の側面”っていうのもありますよね。
塾っていうのは通ったらすぐ全部の問題が解決できる！みたいな万能な場ではないので、
気を付けないとせっかく中１から通っても
無駄になりかねないですよっていうことをお伝えしていきます。
今まで1000人以上中高生を見てきた実際の経験から伝えますので、
よりよい塾選びとか、よりよい塾への通い方に
活かしていただければなと思います！
では【中１から塾に通う悪影響３選】のうち１つ目いきます！
まず挙げたいのは「勉強やらされてる感が強まる」ってことです。
中３生だったら「塾に通う」ってなったときに、
受験で行きたい高校があって、そこに受かるためだ！っていう目的がハッキリしてるから、
生徒さんの気持ちとしても塾に行く理由に対してちゃんと納得しやすいんですけど、
中１で、特にあんまり勉強が好きじゃない、そこまで勉強に積極的じゃない
っていう場合だと、
まだすぐ受験じゃないよっていう状況で、
かなり上手に『勉強の動機付け』をしてあげないと、ただ単に「行きたくないのに通わされてる」っていう「やらされてる感」になってしまうんですね…。
他にやりたいことがある、もっと遊びたい、もっとゆっくりしたいっていう状態で
生徒本人の動機付けが薄いまま無理矢理通わせてしまうと
人間自分のやりたくない事を押し付けられたときって逃げようとしますから
むしろ勉強がどんどん嫌いになって
だんだん「勉強＝拒絶するもの」っていう概念が無意識のレベルに刷り込まれてしまう。
これが中１の段階で定着しちゃうと、この「勉強＝拒絶するもの」っていう概念自体を取っ払うことに時間を割かなくちゃいけなくなるので、悪影響になってしまいます…。
「いやうちの子は素直だしいい子だから、反抗したりしないよ、拒絶したりしないよ」
っていう場合でも、
本当に勉強の動機付けができた状態で塾に通えているのか？
振り返ったほうがいいかなと思います。
何でか？っていうと、
本当は自分からやってもいいと思ってないのにやらされてる状態だと、
自分の意志を押し殺すのばっかり上手になっちゃって、
いざ将来の夢とか進路を選択するってなったときに、
自分が本当は何をやりたいのか自分でもわからない
自分の内から湧き上がってくる声を聞き取れないっていう状態になっちゃうんですよね。
なので中１から塾に通う場合は、とにかく「動機付け」が非常に重要です！
なんですが💦
動機付けまでしてくれる塾ってなかなかないですよね…。
問題集のわからない所の解説はしてくれても
なぜ勉強をやるのか？とか、どうやって根本的なモチベーションを上げるのかとか、
そういうことまでノウハウを持って指導してくれる塾っていうのが
なかなか存在しないので。
これは塾選びの話になっちゃうんですけど、
そのあたりどうなのか？よく調べられたほうがいいかなと思います。
ちなみにステラオンライン塾だと、
認知科学コーチングっていうノウハウを応用して
生徒さんの性格診断ですとか大事にしている価値観診断もしながら
3年後、3年後、10年後どうなりたい？っていうイメージをわかせて
そのためにはこういう勉強をしていきたいよねっていう流れで
少しでも「勉強をやりたい！」と思ってもらえるような指導・動機付けをしています！
もし興味があればお気軽に全国どこからでも
お問い合わせいただければと思います。
②注意すべき事 その２
はい、中１から塾に通う悪影響３選の２つ目！
「塾で疲れてしまって学校で眠くなる」です！
これはですね、本当に本末転倒なんですが、意外と多いです。
特に中１の１学期とか、最初のころ。
まだ学校のリズムにも慣れてなくて、部活で体力も消耗してるところに、
塾にも通うってなると、
次の日学校の授業中に眠くなっちゃうんですよね。
当たり前なんですけど、学校の中間テスト・期末テストを作るのは、
生徒さんの目の前で授業をしているその学校の先生です！
塾の先生がテストを作るわけじゃないですよね。
ですから実は一番効率のいい勉強の仕方って、
学校の授業に集中してなるべくそこで吸収しきっちゃうことなんです。
学校の先生が口頭で伝えたこと、グループで活動した内容、配ったプリントとかからも出題されます。
また、国語の便覧とか、理科社会の資料集とか、全部は解説しないけど所々だけかいつまんで説明するものに関しては、
その学校の先生が「テストで出そう」と思ってる所だけピックアップして紹介することもあるので、
そこに印をつけておいてテスト前に見直すだけでもけっこう点数上がります。
でも授業でぼーっとしたり眠くなっちゃってると、そういう所がわかんなくなっちゃうんですよね。
その状態で、テストで点数が取れなくなっちゃって、
これじゃヤバい！って言ってさらに塾を増やして、
もっと学校で眠くなっちゃって、
さらに点数が落ちて、自信もなくしちゃって…
みたいなネガティブループはけっこう見かけます。
特に生活リズムに慣れてなかったり体力がついてない中１の頃は陥りやすいので
気を付けましょう！
ちなみにステラオンライン塾では週２回×25分というペースで指導をしていきます。
モチベーションUPと勉強法で本当に大事な核となる部分にフォーカスして
ぎゅっと集中して授業を進めていくので
効率よく成績UPしたい人におススメです！
これくらいの時間なら生活リズムを圧迫して疲れちゃったりっていうこともないですし、
生徒さんも嫌がらずに取り組んでくれやすいです。
正直なところ言ってしまうと、60分とか90分とか授業してる塾でも、
本当に成績UPに重要なロジックを押さえて、
集中して意義のある指導ができてるのってそのうちのごくわずかだったりします。
であれば、最初から本当に成績UPにつながるポイントを抽出してぎゅっと構成した授業にしたほうが良いのではないかと考えています。
③注意すべき事 その３
では最後！
中１から塾に通う悪影響３選 ３つ目は
「塾の宿題が多すぎて学校の課題ワークが甘くなる」です！
さっきお伝えしたとおり、学校の定期テストでは、
学校の授業でやったこととか学校の課題ワークから問題がたくさん出題されます。
なので一番効率いい勉強は、学校の授業に集中して、
そしてテスト範囲の課題ワークをしっかり解くこと！
なんですが、塾によっては入塾のときに塾用教材を買わされて、
それを使って授業をするし宿題も出しますっていうケースありますよね…。
僕が色々な塾を見てきた感じ、６割くらいの塾がこのケースかな思います。
学校の教科書とワークがばっちり理解できてて自力でほぼ正解できる状態なら、
さらなる演習量確保のためにその他の問題集、
つまり塾用教材ですよね、
これらに手を出してプラスアルファの勉強をしてもいいと思います。
しかしまだ学校のワークでマスターできてない所が残ってるのに
その他の教材をやってしまうっていうのは
順序が逆です。
まず学校のテストで一番大きい配点を占めている、学校課題ワーク。
これを２～４周解いて、ちゃんとマスターするっていうのが大事です！
ほんとにテスト終わった後に
実際のテストの問題用紙と、課題ワークの問題を見比べてみると
完全に同じ問題が出されてるっていうことがけっこう多いです。
特に中１のテストだとなおさら、
課題ワークをちゃんとやるだけで80点以上取れる場合も普通にあります！
それなのに塾で塾用教材から宿題がたくさん出されて、
そっちをこなすのにいっぱいいっぱいになっちゃって、
学校ワークは提出用に１回さらっとやっておしまい…。
で、塾用教材からは同じ問題って出ないですから
めちゃくちゃ頑張ってるわりにはあんまり点数伸びないなみたいなケース
けっこう多いです。
もちろん塾用教材で勉強したものも無駄ではないのですが、
学校のワークに集中した人と比べると、
時間対効果（タイパ）はあんまり良くありません。
僕が以前とある家庭教師会社のプランナー業で家庭訪問を何百件ってやったことがあるんですけど、
そのときにも典型的なこのパターンで空回りしちゃってる生徒さんを
見たことがありまして。
その生徒さんは集団塾に週２回くらい通ってるタイプだったんですが、
塾から山のように宿題が出てて、おかげで毎日２時間くらい勉強はやってる。
でもテストの結果は平均点いくかいかないか、くらいのレベルで止まっていました。
そのため申し訳ないですがその集団塾はいったん辞めていただいて、
学校ワークと学校からの配布プリント。
これらに集中する勉強法に切り替えてもらった結果、すぐに５教科で400点を超えるようになりました。
本当によかったです。
今伝えた３つ目の「塾の宿題が多すぎて学校の課題ワークが甘くなる」は正直どの学年でも注意すべきことなんですが、
特に中１でテスト勉強のやり方がわかっていない頃だと学校ワークの重要性をまだちゃんと理解してなくて、
ハマってしまいがちな罠です！
注意していきましょう！
ちなみに教材自由で、その生徒さんの学校で使ってるワークを授業でやってくれる塾もあるので、
そういう塾を選ぶっていうもの一つの手ですね！
④まとめ
はい、いかがでしたでしょうか。
中１ならではの、塾に通ったときに起きうる悪影響…
まぁ悪影響と言いますか、正しく塾を活用すれば問題はないので、
『注意事項』と言ったほうがいいかもしれませんね！
これらについて解説をしてきました。
どれもとても本質的な部分についてお話ししたので、ぜひ頭に入れておいていただければと思います！
●文章で読みたい方：セリフを記事にしましたので以下をお読み下さい！