①理科の特徴
大きく、2つの内容に分かれます。
1つは、暗記系の分野。
もう1つは、計算系の分野です。
「暗記系」というのは、植物や動物のからだ、天気や宇宙などの単元のことです。どれも大事な語句を覚えておけば、いけますね!
「計算系」というのは、化学反応式や電気(電流・電圧・オーム)、物体の運動(エネルギー)などの単元ですね。これはただ暗記するだけでなく、問題を解きながら練習していく必要があります。
どちらかと言うと、「計算系」のほうが点数を落としやすいでしょう。
でも、教科書や学校の課題ワークから離れた問題はほとんど出ないので、しっかり学校の内容に沿って勉強すれば90点を確実に取れる科目です!
要は、出る問題が予測しやすいんですね。
勉強をやればやっただけ、成果にとても表れやすいです。
もし前にやった単元で苦手があったとしても、”積み重ね学習”の科目ではないので、新しい単元に入れば巻き返しができます。
いち早く得意科目にランクインさせてしまいましょう!
②90点を取る勉強法とは
※学校によって使われるテキストは異なります。
◆課題のワーク
理科は、コレが超大事!!
3~4周、場合によっては5周くり返し解いて、徹底的に頭に入れましょう。
用語を思い出す時に、「あぁ、この用語はあのページのあの辺に書いてあったな…」とまで思い出せるくらいに。
間違えた所・自力でできなかったところのみ、くり返しやります。
自力で正解していた所は、そんなに再度やらなくてもいいです。
よく「自分でできた所」をもう一度やって、正解して、勉強をやったつもりになっている人がいますが、意味がありません。
点数を伸ばすためには、「できなかった所をできるように」していかなきゃですね。
1~2周くらいは教科書やノートを見ながらやってもOKですが、それ以降は自力でやりましょう。
で、テスト前日に、もう一度全体に目を通しておく。
正直、これだけで80点いけます。
テスト範囲が配られてからスタート、ではなく、学校の授業が進んだ分だけ(土)(日)など時間がある時にちょこちょこ進めていきましょう。
でないと2周くらいでテスト本番が来てしまいます。時間切れですね。
特に期末テストの時は要注意。科目が多いですからね。
◆教科書
教科書も、課題のワークに次いで大事ですね。
ある程度ポイントをしぼって、覚えておきましょう。
ポイントは、文章になっている部分ではなく、ページのところどころにあるイラストや図解、図表などの「まとめ」のところ。
暗記しておきましょう。
とはいっても、そのほとんどは課題のワークをやりながら頭に入っているはずです。
もしあまりワークで出てこない所があったら、記憶から抜けてしまう可能性があるので、教科書で覚えておきましょう。
◆授業ノート
そんなに重要ではありません。
内容自体は大切なのですが、課題のワーク・教科書と被っているはずです。
ですのでワークと教科書を復習しておけば十分です。
◆授業プリント
これもそこまで重要ではないですね。
理由は授業ノートと同じです。
特別新しいことは書いていないはずです。
もし苦手な単元だったり、自分がよく間違えてしまう問題は入っていたら、そこだけ確認して自力で解けるようにしておきましょう。
◆資料集
ほとんど出題されないでしょう。
授業中に先生が資料集を使って説明したところがあったら、そこだけテスト前日に確認すればOK!
ただし、そのためには「授業中にどのページのどこを説明したのか」マークしておかないとですね!
◇学校以外の問題集
計算系の分野を練習するために、1冊持っておきましょう!
レベルは、中級くらいがちょうどいいです。
『90点取らなきゃだから!!』と思って高度な問題集を買ってしまうと、逆に教科書の内容を離れすぎて、テストに出てこない問題が多くなってしまいます。
難関私立高校の専願対策ならやっておく必要がありますが、定期テストには必要ありません。
出ないものをやっても仕方ないですからね(笑)。
また、計算系の練習も、時間をかける比率は
学校の課題ワーク:市販の問題集=7:3くらいがいいです。
あくまでメインは学校であることを忘れずに。
市販の問題集で練習する理由は、
「学校ワークだけだと問題数が少ないから」
「テストの時に、学校ワークとはちょっと違った視点・角度から問題を出された時に、対処できるようになるため」
の2つです。
ここまでやれば、96~98点くらい取れます。
もしあまり時間がなければ、ちょっと不安そうな所だけ数ページやるのでもいいでしょう。それでも90点は取れるはずです。