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国立・公立で入りやすい医学部はどこ?偏差値と現役医学科生の意見

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国公立の医学部を目指している皆さん!
どこが入りやすいのか知りたいですよね。

果たして合格しやすい医学部医学科は存在するのか?
難易度はどう考えればいいのか?

実際の偏差値データと、現役医学科生の意見から考えてみましょう。

①偏差値から考えてみる

河合・ベネッセ・東進の3社が公表している偏差値データから、入りやすい国公立医学部(医学科)を抽出しました!

皆さんご存知の通り、同じ医学部でも3社とも偏差値が違いますね。
そこで、3社に共通して偏差値が低めの医学部があれば、そこは偏差値的に入りやすい医学部だと言えるでしょう。

調べてみると、以下の3大学が出てきました!

※偏差値は2020年度前期試験のもの

【最も入りやすい医学部(医学科)】
●山形大学 医学部医学科
●佐賀大学 医学部医学科
●琉球大学 医学部医学科

これら3つの医学部は、河合・ベネッセ・東進の3社すべてにおいて偏差値が低かったところです。

次に、3社すべてではないですが、2社に共通して偏差値が低かった医学部を見てみましょう。

【次に入りやすい医学部(医学科)】
●旭川医科大学
●秋田大学
●福島県立医科大学
●富山大学
●福井大学
●大阪医科大学
●鳥取大学
●香川大学
●高知大学
●大分大学
●宮崎大学
各社の偏差値ランキングから、低めの医学部医学科を見たい方はこちら↓
(2020年度前期入試のデータ)
※医学科だけでなく看護や保健も含めた数値と思われる

【偏差値62.5】
札幌医科大学
山形大学
福島県立医科大学
富山大学
三重大学
鳥取大学
香川大学
高知大学

【偏差値65】
筑波大学
群馬大学
新潟大学
滋賀医科大学
京都府立医科大学
大阪市立大学
和歌山県立医科大学
佐賀大学
長崎大学
熊本大学
大分大学
鹿児島大学
琉球大学

 
※純粋に医学科の偏差値

【偏差値68】
秋田大学
福井大学
徳島大学
山形大学
大阪市立大学
佐賀大学

【偏差値69】
琉球大学
旭川医科大学
愛媛大学
山口大学
富山大学
宮崎大学

 
※純粋に医学科の偏差値

【偏差値70】
旭川医科大
香川大学
佐賀大学
高知大学
福島県立医科大

【偏差値71】
弘前大学
秋田大学
山形大学
福井大学
鳥取大学
島根大学
大分大学
宮崎大学
琉球大学

②医学科現役生に聞いてみた

当塾の医学部コースの先生たち、群馬大学医学部医学科に通う現役生たちに意見を聞きました!

質問した内容は、
●群大以外に候補に挙げていた医学科受験校はあったか?
●群大に決めた理由はなにか?

の2点です。

あくまで個人的な意見であり、絶対的な指標というわけではないのでご了承下さい。

ミチト先生より

筑波大学:英数理すべて解きやすい。そのため高得点が必要。もちろん共通試験も。
千葉大学:英語、理科は解きやすい。数学は大問が一つ医学部専用問題で難しめ。
山形大学:後期は面接だけ。センターが良かったので出願した。
旭川医科大学:二次試験は難しめだが、その代わりセンターが悪くても逆転のチャンスあり。また、現役生が優遇されるイメージ。

群大に決めたのは、関東圏で比較的易しめだったから。
二次試験も問題が多いが基本的なものが多く、広く浅くのタイプなので自分に合っていた。
でもこれは基本的に地方国立全般で言えるので、やはり関東圏で比較的入りやすいというのが理由でしょうか。

 

かずま先生より

弘前大学は数学と英語のみで標準的な問題だったと思います。
他の地方国立大学も標準問題が多いと思います。

群大に決めた理由は、他の学部と試験問題が同じところがあり、解きやすかったことと、祖父の家から通えるという2点です!

 

シン先生より

元々は東北大学を第一志望でした。
センターの結果を受けて、得点率・科目ごとの偏差値等から大分大学か群馬大学のどちらかを受けようと考えました。

東北大は処理能力・全てにおいてかなりのレベルが求められると思います。
数学が得意な自分でも得点が安定しなかったです。
他も難しいと思います。

大分大は、センター試験強化版って感じですね。
英語は長文だけじゃなく、文法もしっかり出すって感じでした。
自分は文法はフィーリングでしかできないんで、得点しづらかったのかもしれないです。

群大は傾向がはっきりしてます。
英語は医学系の長文を読めさえすればいい。
文法はあまりいらない。
数学は標準問題。
物理は力学、電磁気は毎年出て、波動と熱のどっちかが出る。
化学は総論+無機、有機、高分子化合物が出る感じでした。

最終的に群大を受けた理由は、過去問を解いてみたら得点を取りやすかったのと、対策すべき場所が明確だったからです。
過去問3年分解いて、大分大は体感4割、群大は体感8割取れました。
群大の英語は、私立対策でやっていたシス単メディカルがすごいためになりました。
化学は(富岡製糸場があるせい?笑)高分子化合物が頻出で苦手だったんですが、そこだけ強化すれば大丈夫でした。

③入りやすさの判断は偏差値だけでいいのか?

実際の意見を聞いてみると、偏差値もそうですが、「(2次試験の)自分との相性」も重要になってくることがわかるでしょう。
ですので、自分にとっての“受かりやすい大学”は、上に挙げた偏差値が低めの医学科の中から実際に過去問を見て、解きやすい大学を選ぶのがよいですね!

赤本の使い方

「赤本は直前までやらずに取っておくべき!」
と言う人がいますね。

これは一理ありますが、完全には正しくありません。

赤本を解かなければ、出題の傾向を把握することができません。
そして出題傾向は早くから知っておいたほうが、対策の方向性がブレずに済みますよね。

ですのでベストなのは、
「最新1年分だけ解いて傾向を知り、残りは直前用にとっておく」というやり方です。

履修範囲が終わっていないかもしれませんが、2年生の夏ごろには解いてしまってよいでしょう。
難易度がどのくらいなのか肌で感じて、それを元に受験勉強に励んでみて下さい。

④地域枠ならもっと入りやすい

国公立医学部には、地域枠というものが存在します。
たとえば山形大学であれば、前期試験一般枠の偏差値は河合データで62.5ですが、山形県地域枠になると同データで57.5です。
(穴場な山形大学がさらに入りやすく!?)

一般枠と地域枠で比較すると、傾向として地域枠のほうが偏差値が少し低くなりがちですね。

ただし卒業後の勤務地制限などデメリットもあるので、加味した上で受験しましょう。

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