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医学部受験生の勉強スケジュールはこう立てる!現役が語る科目別計画

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宮入個別指導塾 高崎前橋校 現役群大医学科生のかずまです!

医学部受験における、失敗しない勉強計画・スケジュールの立て方について解説させていただきます!

①なぜ学習計画・スケジュールが必要なのか?

医学部受験は東大と同じくらい難しいと聞いたことがある人もいるのでは無いでしょうか。
その裏には加速する医学部人気があり、志望者が10万人以上であるのに対し、定員人数は9000人ほどであることが挙げられます。

さらに、医学部受験は科目が多いことや問題が難しい学校が多いことが特徴の一つです。
限られた時間の中で、数多くの猛者と渡り合うにはどうしても効率よく勉強しなければいけません。

また、全科目で高得点を狙わなくてはならないため、各教科のバランスを整え、自分の弱点を知るためにも勉強計画・スケジュールは必要不可欠でしょう!

②スケジュールを立てる前に絶対にして欲しいこと

まず始めに、勉強計画・スケジュールを立てるためには受験当日にどのくらいの力があれば合格することができるのかを考えなくてはいけません。

例えば、マラソンで優勝するためには42.195kmを2時間で走らなくてはいけないと考え、逆算して1kmを3分以内で走らなくてはいけない。
そのためには、日頃の練習でどのようなトレーニングをしたら良いか計画を立てれば良い、となるわけです。

つまり、共通テストや二次試験において各教科で何点取れば良いかを知ることこそまず初めにすることなのです!

参考程度に私が受験生時代に行っていた目標点の画像を添付します。

実際には目標点には到達できませんでしたが、目標点を高く設定したおかげで無事合格することができました!

各教科で何点取れば良いかに加えて、合格者最低点よりも少し高めに目標を設定することで、本番で多少のミスをしても合格できること間違いなしです!

ここまできてようやく、各教科でやるべきことがはっきりします。
それでは具体的にどのように勉強計画・スケジュールを立てていけば良いのか、次の項目で解説いたします!

③3年間の勉強スケジュール

医学部合格までの道のり

④科目別!いつまでに○○は終わらせよう!

数学

一般的に、数学はひらめきが必要だと思われていることがありますが、実はそんなことはありません!

数学の勉強法は、ズバリ、参考書の解法の暗記が最も大切です。
この暗記の質が低いと後々痛い目に遭います笑

ここで言う参考書とは青チャートやフォーカスゴールドなどがオススメで、高校3年生になるまでに数学Ⅲまでの解法を暗記することが理想です!

↓参考:数学の勉強法はこちら

ただ、参考書はかなり分厚いため、例題の解法を暗記し、余裕のあるひとのみ章末問題などを解くとスラスラ進めるかもしれません。

3年生からは入試問題を中心に演習を行い、アウトプットしながら答案の質を高めていく作業になります。

もちろん、人間は忘れてしまう生き物なので、演習の合間に解法を暗記しているかチェックするのも効果的だと思います!

その後、高校3年生の秋までに一度志望校の過去問を解くと良いでしょう(全教科に共通)。
ここで自分の実力と目指しているレベルの差が浮き彫りになります。

合格点を取れそうであれば、そのままのレベルを保つことを最低ラインに演習と暗記を続けます。
解法はなんとなく分かるのだけど、部分的に間違っていることがある場合などは演習を中心に行うと良いでしょう。
ペンが全く進まない場合、もう一度解法の暗記を徹底して行います。

この作業を繰り返し行って自分に何が足りないのかを考えてスケジュールします。

繰り返しになるますが最も大切なことが参考書の解法の暗記です!
問題文を読んだ瞬間に指針を立てられるレベルが基準となるでしょう。

英語

英語は単語、長文読解、リスニングを軸に勉強すると良いでしょう。

特に、単語は高校3年生になるまでに一冊を完璧に仕上げることが重要です。
単語帳は「システム英単語」や「速読英単語」、「DUO」など様々なものがありますが、自分が進めやすいタイプの参考書を使用すると良いでしょう。

長文読解は高校1年生から開始し800ワード前後の文を一週間で2,3本ほど読み、出てきた単語や文法を完全に暗記するまで繰り返し読みます。
市販の参考書では、やっておきたい英語長文のシリーズや体系英語長文がオススメです。

長文は量よりも質を心がけて暗記していきましょう。

最後に、リスニングですが毎日の登下校などで30分以上聞くことでリスニング力がつきます。
ただし、聞き流すのではなくしっかりと聞き取る意識が大切です。
こちらも1年生から始めると良いでしょう。

数学同様に、3年生になったら過去問を一度解いてみて、自分の弱点を中心に勉強していきましょう。

理科系

理科は物理、化学、生物、地学の4科目から2つ選びます。

↓参考:理科選択の考え方はこちら

多くの学校では理科が終わるのは遅いこともあり、高校3年生までは定期テスト対策を中心に行います。

3年生になったら市販の参考書を利用します。
もちろん教科書を中心にしても問題ありません。

私は物理、化学選択のためこの2科目について解説させていただきます。

物理は物理のエッセンス(参考書)から名門の森(問題集)を使っていました。
物理の本質を学びながら1題で多くのことを学ぶことができます。
問題数も多くなく、解説も充実しているのでオススメです!

化学は化学の新研究(辞書代わり)と重要問題集(問題集)を使用していました。
この組み合わせではかなり化学が得意になると思います。
特に、重要問題集は良問揃いでこの一冊だけで十分に対応できます。
化学の新研究では分からなかったことを調べていましたが、誤植が多く分厚いため教科書で良いと思います笑

国語

国語は得点を安定させることが難しい科目だとおもわれていますが、決してそんなことはありません!

高校3年生の夏までに現代文単語、古文単語、漢文句形を覚えておくと良いでしょう。

私は「生きる現代文読解語」、「望月光の古文単語」、「漢文早覚え速答法」を使っていましたが、どの単語帳を覚えても問題ないと思います。

現代文に比べ、古文と漢文は満点をとることが比較的簡単です。
なぜなら、古文と漢文では単語のほかに文法を覚えることで本文の解釈が可能になり、設問を解くことが可能になります。

高校3年生の夏あたりから過去問を解く流れで問題ないと思います。

その他に、漢字を何か一冊やっておくと、現代文で確実に10点取ることが出来るのでオススメです。

社会系

社会は一科目選択ですが、3年生の夏休みから教科書や参考書を暗記していけば十分です。

↓参考:社会選択の記事はこちら

私は地理選択でしたが、「村瀬の地理Bをはじめからていねいに」を使用していました。
社会もどの参考書や教科書でも良いので一冊を全て覚えることが大切です。
国語と同様に、高校3年生の夏あたりから過去問を解けば問題ありません。

まとめ

大切なことはテスト当日に合格点を取ることです!
数学が得意な人もいれば、理科や国語が得意な人もいるでしょう。
100人いれば100通りの勉強法があると思うので、自分に合った勉強法を確立しなければいけません。

また、一週間でここまで進めると決めてもなかなかうまくはいきません笑
そのことを考慮して勉強の習慣がつく前までは余裕のある計画を立てましょう。

例えば、私は日曜日を予備日にしておき、溜まってしまったものを消化する日にしていました。
溜まったものがない時は一日リラックスして過ごしていました笑
受験は長期戦ですので、長期的な視点を持ちつつも日々の積み重ねを大事にして欲しいと願っております。

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