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中学生に勉強をやる気にさせる方法まとめ!危機感と希望の使い分け

①勉強が楽しくなるのが一番!でも本当に楽しくなるの…?

中学生の勉強に対するやる気を引き出すためには、やっぱり勉強自体が楽しくなるのが一番ですよね!

勉強そのものの楽しさと言えば、

●新しい知識を学ぶ面白さ(知識欲)
●できなかった事ができるようになる喜び
●世の中の仕組みを発見する(社会)
●外国人とのコミュニケーション手段を獲得する(英語)などがあります。

でも、これらの楽しさだけで勉強に向かえる中学生って、どのくらいいるのでしょうか。

正直なところ、少ないです。
「勉強そのものが楽しくてモチベーションが上がる!」というのは、今の社会環境ではなかなか難しいんですね。

なぜなら、スマホゲーム・SNS・テレビ・アニメ・漫画のほうがずっと面白いからです。

ポイントどんなに勉強が面白くなっても、
【楽しさ】スマホ・ゲームの誘惑>勉強
という構図はそうそう変わらない!

ですので、勉強自体の楽しさだけでなく、加えて『外的なやる気UP要因』がどうしても必要になってきます。
2つの性格のタイプに分けて見ていきましょう!

②どんな声かけがやる気につながる?2つの性格のタイプ

2つのタイプとは、
【A】「このままだとマズい!」という感覚に反応する=危機感タイプ
【B】明るいイメージ・輝かしい将来に反応する=夢・希望タイプ

です。

もちろん片方が100%でもう片方が0%という極端な中学生はいません。
バランスの問題ですね。
2:8とか7:3とか、どちらかに寄っている生徒さんが多いです。
両方試してみて、効果のあるほうを見極めてみて下さい。

では順番に説明していきます!

③【A】危機感タイプ

「このままだとマズいよ」という話をされた時にハッとして勉強に取り掛かるタイプ!

反抗期で褒めても不貞腐れたり、やんちゃで人の話を聞くのが得意じゃない生徒さんたちがこのタイプかもしれません。
逆に自分を責めたり思い詰めてしまう性格の中学生には、逆効果になってしまいます。

危機感をあおる時には、ただ口で「これじゃダメだよ」と言うよりも、客観的なデータや具体例を見せてあげると効果抜群です。

●もし行きたい高校があるなら、何点取らないといけないのか
●受験まであと何日なのか
●今のままだと○○高校しか行く所がない
●今のままだと将来の選択肢がとても狭くなってしまう
●高卒と大卒の初任給の差がある(3万円くらい違います)
こういった現実を知って初めて、「そろそろやらなきゃヤバい!!」と火をつける生徒さんもけっこういます。

④【B】夢・希望タイプ

「勉強を頑張ったら、将来がこんな風に拓けてくるよ!」というポジティブな話でやる気がUPするタイプ!

あまり人前でガツガツしない、どちらかと言えば大人しい生徒さんに合うと思います。

勉強を頑張ったら行ける高校・就ける職業の幅が広がるのはもちろんのこと、そのほかにも色々なメリットがあります。

勉強を頑張る子の周りには、同じように勉強を頑張る子が集まります。
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますがまさにその通りで、良い友達関係に恵まれるんですね!
切磋琢磨できるよきライバルに囲まれて、充実した明るい毎日を過ごすことができます。
将来の人脈にもつながるかもしれませんよ。

課題をほったらかして遊んでいる集団の中に一人ポツンと真面目で勉強熱心な子がいる、というのはなかなかありません。
勉強から逃げてしまう子の周りには、同じように勉強から逃げてきた子が集まります。
そのほうが心地よいからです。

また、勉強を通して身に付けた思考力が、人生の色々な問題解決に役立つこともあります。
高い思考力があれば、自ら考えて動けます。
逆に自ら考える力がなければ、指示待ちの人間になってしまいます。

指示待ちの人間は、一生を人に使われて過ごすことになります。
考える力がある人は、指図を受けなくても自分で行動できるので、自由です。

こういった『勉強のメリット』をたくさん伝えてあげたいですね!

⑤その他、やる気をUPさせる大事なポイント!

声かけの注意

上から目線・圧力をかけるように「勉強やりなさい!」と言うのは、逆効果です。
反抗期の中学生ならなおさら。
ますますやる気がDOWNです。

そうではなく、その子をきちんと一人の意志をもった人間として扱い、提案したり一緒に考えるようなスタンスで声かけすることがやる気につながります。
「もうテスト近いでしょ、勉強ちゃんとやってるの!?」ではなく、「そろそろテストじゃない?必要な参考書があったら言ってね。手伝えることがあれば手伝うから。」という言い方のほうがよいでしょう。

あるいは、「こうしなさい!」ではなく「自分も中学生のときこういう経験があって、こうしたら上手くいったけど、やってみたら?」と同じ目線に立ってアドバイスするような形がGOODです!

上からではなく、同じ立場orお兄さんお姉さん的立ち位置から提案・アドバイスすることが大切です。

高校見学・文化祭に行ってみる

志望校が決まっていればぜひその高校へ!
決まっていなくても、近くの高校へ行ってみて下さい!

これをきっかけに猛勉強し始める中学生も珍しくありません。
数年後の姿が具体的にイメージしやすくなって、おススメです。

やる事をやればあとは自由

人間誰だって、終わりが見えない事にはやる気が起きにくいですよね。
毎日やる量を決めて、「ここまでやったら後は好きにしていいよ」という形にしておけばやる気につながりやすくなります。

勉強する環境

別の記事『勉強しない中学生をほっとくとどうなる?3人の実話とプロ講師の本音』でも書きましたが、誘惑だらけで整理されていない空間では、勉強に身が入りません。
スマホやゲームは勉強空間には置かない、正しい姿勢で勉強できる机と椅子を用意するなど、環境を整えましょう!

褒めを適切に使いこなす

できているポイントと、これから改善すべきポイントをきちんと分けて、できている部分はしっかり褒めてあげましょう!
これはAタイプ・Bタイプの両方の生徒さんで重要なことです。

いつも褒められっぱなしだと勉強をナメてしまったり、おべっかを使われている事に気づかれてしまいます。
逆に注意されっぱなしだと達成感や自己肯定感が得られず、やる気をそいでしまいます。

バランスよく適切に褒めることがやる気UPの秘訣です。

中学生のやる気UPならぜひ当塾にお任せ下さい!

●やらなきゃいけないのは分かっているのに、勉強が進まない
●反抗期で親の言うことを聞いてくれない
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他の塾さんではなかなかやらないと思いますが、当塾では「なんで勉強するのか」「勉強する・しないで将来がどう変わってくるのか」「生徒さんは本音でどう思っているのか」という話をたくさんします。
それが根本的なやる気UPにつながると信じているからです。

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