浪人生へと身を投じる決断をした皆さん。
その決意、素晴らしいと思います。
長い浪人生活、その努力が実を結ぶためにも、「浪人生活の辛さ」とどう向き合えばいいのか?
お話ししていきたいと思います。
浪人生だからこそ味わえる意義、そして気分転換のコツなど掲載しましたので
ぜひ最後までお読みください!
①浪人生活の意義・価値
たしかに辛いと感じることが多い浪人生活ですが、決して悪いものではありません。
むしろ、浪人したからこそ感じられる意義や身に付く能力もあります。
浪人生活を前向きに捉えるためにも、まずはそれらのメリットを見てみましょう。
頑張った先には夢見た大学への合格がある
当たり前すぎる話ですが、浪人して勉強に1年間をつぎ込むことで、志望校合格への道が開けます!
正しい方向で努力すれば必ず実を結びます。
忘れがちですが、辛いときこそ成功のイメージを描いていきましょう。
自分とはどういう人間なのかじっくり向き合う時間ができる
自分はどんな事に興味があるのか?
何が得意なのか?
何に対して抵抗を感じるのか?
自分の課題点は何なのか?
否応なく、これらのことを考えるようになります。
高校生の頃は部活のこと、人間関係のこと、学校行事のことなど色々な事に翻弄されたのではないでしょうか。
また大学生になってしまえば、新たな人間関係やサークル、ゼミのことなど、また色々と忙しくなります。
浪人生だからこそ、ゆっくりと自分と向き合う時間が取れるのです。
人によってはより哲学的に自分のこと・社会のことを俯瞰する機会もあるのではないでしょうか。
この経験は人を大きく成長させ、将来に必ず生きてきます。
自分をコントロールする術を磨くことができる
受験勉強について回るのが、誘惑との闘いです。
現代は良くも悪くも誘惑にあふれていますから、勉強に集中するためには、自分を制御することが求められます。
自分次第の部分が大きい浪人生となればなおさらですね。
課題に追われていた高校時代とは違い、自分で考えて行動しなければならないため、自然と自分をコントロールする術が身に付いていきます。
人生でもなかなか経験できない貴重な時期になる
学校に所属していればその学校のスケジュールに追われ、社会人になれば仕事に追われることになります。
そんな中、自分で決めて自分で行動しなければならない浪人生活は、異色とも言えるかもしれません。
しかしこれが本当に貴重な経験になります。
ある意味「フリーランスの個人事業主」に似ているかもしれません。
どんな仕事を、どこまでやるか自分で決める。
稼ぐも稼がないも、自分次第。
人間、組織や団体に所属して周囲からタスクを課せられ、圧力があれば嫌々ながらでも動きますが、
そうではない環境で行動できる人は少数です。
人生を切り開いて自由に生きるためには、「自ら考え、決めて、行動する」ことがとても大切です。
浪人生活では、そういった力を育てることができます。
人生の中でもなかなかできない経験ですね。
②辛いと感じる原因
浪人生の間に辛いと感じるポイントはいろいろありますが、
などが代表的ですね。
ネガティブになると止まらない時ってあるかもしれませんが、そのネガティブから脱却するためのコツは『感謝』です。
予備校の先生、塾の先生、ご両親、高校の頃の友だち、
みんなあなたが成功することを願って応援してくれています。
時には誰かと(特に身近にいる親とは)ぶつかることがあるでしょう。
ですが、根本的にあなたに「失敗してほしい」「不幸になってほしい」と思っている人などいません。
このことを忘れないで下さい。
確かに浪人生はしんどいと感じることが多いかもしれませんが、少しでも「意外と自分は恵まれてるのかもしれない!」と感じられたなら、ネガティブ思考のサイクルから脱出することができます。
③病みそうなときにはどう気分転換すればよい?
大前提として、
■受験合格からある程度逆算していること
■その上でスケジュールを決めていること
がとても重要になります!
上記に挙げた「辛いと感じる原因」や「不安要素」も、結局はこれらが見えていない事に起因していると思います。
●科目ごとの目標点を決める
●使う教材を絞って明確にする
●いつまでに、どの教材を、どこまで進めるのかイメージする
●ざっくりでもいいので計画表を作る
もし一人で計画を立てるのが不安であれば、個別塾を利用してみるのがオススメです。
群馬県内の方であれば、ぜひ当塾もご検討ください。
一人ひとりに合わせて丁寧に指導しています。
こういった逆算・ある程度の計画イメージがあれば、
『いつどのくらいやるべきなのか?』が見えてくるため、逆に言えば
『いつ休んでいいのか』もわかってきます。
人間、ロボットではないのでやはり休息も必要です。
しかし計画がない状態で休息を取ろうとすると、「本当に休んでいいのか?」「これで大丈夫なのか」と不安が募ってしまい、気分転換していても罪悪感が拭えないまま、ちゃんと休むことができません。
そうならないためにも、ある程度の計画は必要です。
その上で「休息日」を設ければ、罪悪感が付いてくることもなく思いっきり羽を伸ばすことができます。
やるときはやる。
休むときは休む。
休息も作戦のうちです。
こういう毎日が送れれば、成績も伸びていきますし、必要以上の辛さを感じることもなくなります。
そして気分転換のオススメとしては、どこかに出かけることです。
景色の良い所に歩きにいったり、自転車に乗ったりと、身体を動かすのもオススメです。
日々のちょっとした気分転換としては、音楽を聴くのがオススメです。
前向きな曲や頑張ろうと思える曲など、お気に入りの曲をたくさん見つけておきましょう。
音楽は力になってくれます。
逆に良くない気分転換としては、
SNSやゲームにのめり込むことです。
これらは誘惑の引力がとても強いので、自分の意志で勉強に戻って来られなくなる危険性があります。
仮に戻って来られたとしても、戻るために精神力を使いすぎてしまう可能性もあります。
SNSやゲームなどに中途半端に手を出してしまうと逆にしんどくなるので、受験が終わるまで触らないほうが精神的に楽でしょう。
毎日同じことの繰り返しだと感じるとき
現役合格した友だちの様子をSNSなどで目にしたとき
自分の今の勉強法で良いのか不安を抱えるとき
成績が伸び悩むとき
親に負担をかけているプレッシャーを感じるとき